TOKYO FOODRINK NOTE

「ポーリュシュカ・ポーレ」 【神楽坂/ロシア料理】 九段下の流れで、神楽坂へ。 実家が神楽坂にある友人の薦めで、路地裏のロシア料理店に。 もともとは料理主体だったが、２年ほど前からバー主体に切り替えたとのこと。 日本ではあまり見かけないウォッカも取り揃えているらしく、確かにメニューには聞いたこともない銘柄が並ぶ。 試しに、テイストの違うものを３つチョイスして飲み比べ。サマネとプーチンカともう一つは名前を失念。 原料で定義していないとはいえ、連続式蒸留のうえ、濾過を繰り返し、寝かしていないにも拘らず、こんなに味の幅が広いとは。ちょっと驚き。 今まではスミノフのツァーリくらいしか美味しいと思ったことはなかったけれど、ここで新たな発見。 スコッチではスプリングバンクのバーボンカスク仕様を初めて呑んでみる。オフィシャルボトル。 スプリングバンクの奥深さに、ちょっと変わった香りがプラスされているといった感じ。 料理はホワイトソースが中心。ホワイトソースはあまり好みではないけれど、ここの料理はどれも美味しくいただけた。 →他のグルメブログを探す →Amazon ロシアの郷土料理―大地が育むユーラシアの味 ポーリュシュカ・ポーレ （ロシア料理 / 飯田橋駅、牛込神楽坂駅、神楽坂駅） 夜総合点★★★☆☆ 3.0

「だいにんぐbar GOSH」 【九段下/ダイニングバー】 暁星時代からの仲間と呑み。出会ってから20周年ということで、場所は中学・高校の６年間通った九段下。しかも母校正門の斜向かい。 当時はなかったお店。できてから1年強とのこと。 店内はこぢんまりとした、いい雰囲気。 場所柄、土曜日ということもあり他に客は１組だけ。 メニュー、味はいわゆるダイニングバー。 姉妹店が茅場町にもオープンしたとのこと。なかなか渋い場所ねらい。 ビール・カクテル・ワイン・焼酎等々数多くのドリンクメニューとすべて手作りのオリジナル料理や、タイやベトナムのヘルシーエスニック料理も楽しめるお店です。誰もが入って驚く、ロフト席のあるユニークな空間を演出しました。でも、どこか懐かしく落ち着く空間。やわらかな間接照明に照らし出された店内は雰囲気満点。仲間やカップルで気軽に立ち寄れる空間。 ドリンクはビールにカクテル、ワイン、焼酎、日本酒と豊富にラインナップ。飲みに食べに使い方は自由自在、時間を忘れてついつい長居してしまいそう。 コジャレた空間の中でおいしくてリーズナブルな値段の料理で大満足！あら、こんなところに、と大人の隠れスポット！ 夜の語らいの場にどうぞご利用くださいませ。スタッフ一同心よりお待ちしております。 というお店。 →他のグルメブログを探す →Amazon グルメ以前の食事作法の常識―基本の知識216 Gosh （居酒屋 / 九段…

「左京ひがしやま」 【銀座/和食】 銀座のダーツバーPHIの近くでお店をリサーチしたところ、アンテナに一軒ヒット。 いろいろな評価がされているようだけれど、オフィシャルサイトもなく、飲食店リンクサイトに登録されていない所などが気になって、まずは実際に味わってみるべく予約。 松屋裏手の地下を下りると、数寄屋造りの家屋をイメージした店内。靴を脱いで上がると、カウンター席10、テーブル4卓、個室2部屋。カウンター奥にはおくどさんが並んでいる。予約時はカウンターと聞かされていたけれど、通されたのは小さな個室。にじり口から入ると、天井が1300ｃｍ程度の茶室風なお部屋。 料理は月替わりのコースのみ。最初に出されるのは京都東山の地下水。料理にも使われているお水で、毎日宅急便で運んでいるとのこと。 味は普通の柔らかめなお水。 料理は写真に加えて、生麩の椀物と酢の物。 味は総じて丁寧につくられていて、普通に美味しくいただける。白味噌の椀物とご飯が一番美味しかったかな。筍は旬なので、もう少し素材の味がよく分るようなものに仕上げて欲しかった。造りは醤油ではなく、塩昆布を巻いて食べる。これはこれでありかも。 料理についてあまりお店につっこみを入れなかったので、細かいところはあんまりよく覚えていない。 出てくるテンポがちょっと速い気も。お客がそんなに入っていなかったせいかな。 ビールはプレミアムモルツのみで、焼酎で目に付いたのは山ねこくらい。和食にプレミアムモルツは香りがきつすぎ…

「天冨良　いわ井（てんぷら いわい）」 【銀座/天ぷら】 おいしい天ぷらが食べたくなったので、銀座いわ井へ。 数寄屋橋通りから細い裏路地を曲がった所に、ひっそりと佇むお店。 天一で修行されたご主人が夫婦で8年ほど前から営んでいるそうな。 店内は10席ほどのカウンターと奥に個室がある模様でこぢんまりとしている。噂通り、キッチンの壁はタイルでカウンターが合板だったけれど、それ程気にはならず。純粋に味を楽しみに来たので。 残念ながら店内での写真撮影はNGとのこと。 訪れたのは昼時で、コースは3000、5000、7000円の三つ。とりあえず一番上のスペックをお願いする。 海老、キス、椎茸、烏賊、筍、アスパラ、鮎、穴子、万願寺唐辛子（ししとう？）の9品に、先付けが茎わさびとホタルイカのお浸し、締めは天ばら、天丼、天茶から選択。 タネの捌きと、揚げの仕草が良く見える位置だったので、じっと観察。天ぷらの味の差が、その技術に起因することを再認識できるスマートな所作。 薄く付いた衣からは若干の甘い香り。 海老はピチピチと活きが良く、揚げ具合はレアなので、衣は若干柔らかめ。 どれも揚げ加減が感動するくらい絶妙で、素材の味がよく伝わってくる。 ただ、穴子がちょっと揚げすぎ？という感じだった。 胃の調子があまり好調ではなかったので、お好みで追加する余裕がなかったのが残念。もし銀宝があれば食べたかったのだけれど。 最後は天ばらを選択。海老のかき揚げに塩と白ごま少々。赤出汁と漬け物付…

「羅豚（らぶ）」 【銀座/豚しゃぶ】 もつ義へ行ったところ満席で断られる。これで２回目なので次は予約していこう。 口開け早々から満席ということは、とてつもなく美味しいことでしょう。 で、仕方なく近くにあった豚しゃぶのお店へ。 ところが、土日祝日は食べ放題コースしかないとのこと。不承不承それを注文。 水（出汁ではないと思う）を煮立ててニンニクと長ネギをたっぷり。そこで豚をしゃぶしゃぶして、蕎麦つゆベースのタレに付けていただく。オプションでゴマだれ、ホットゴマだれ、ポン酢もあり。 残念ながら、豚肉は旨味が殆ど感じられず肉質はいまいち。タレはやや甘く平坦な味。ホットゴマだれは何か大事な部分が抜け落ちたようなちょっと間の抜けた味。辛味ゴマだれは今はなき渋谷「紗舞璃」が一番だと思う。 締めの蕎麦は、冷たいものが出てくると思ったら、ニンニクと豚の脂が入ったしゃぶしゃぶの鍋でそのまま茹でる。中華風そうめんといった感じ。 ただ、サラダで出たサラダ榎茸は野趣味もなく、甘くシャキシャキとして美味しかった。 店員は総じて各テーブルに目を配っていて、悪くない印象。中途半端に鍋に肉を放り込んで立ち去るのはどうかと思うけれど。マニュアルを破って一人一人の接客スタイルができあがれば、かなりレベルは高くなるんじゃないかな。とフォローしてみる。 焼酎はいわゆるプレミアどころを押さえていて、値段もお安め。 →他のグルメブログを探す →Amazon 銀座・女将の…

「焼肉チャンピオン」 【恵比寿/焼肉】 友達の友達の友達（つまり赤の他人）が店長をつとめているという恵比寿の焼き肉屋へ。 ピューターズが展開しているお店の一つ。以前行った麻布十番の「松玄」もここの運営店舗。 Ａ５ランクの牛を一頭買いしているので、色んな部位を美味しくいただけるお店。 特にオススメコースだと、色んな部位を少しずつ出してくれるので、色々と食べ比べができる。 入り口は入りにくい雰囲気だけれども、中は白ベースでなかなか明るい。 スタッフの数が多く、また若いので活気があり、実際お客さんも多く、広くないとは言え店内はすぐに一杯に。 肉の焼き加減はとても難しいので、本当はスタッフの方に焼いていただきたいところ。とは言っても、肉自体が良いものなので、素人の適当な焼き加減でも十分美味しくいただける。 1皿の量が少なめなところも好印象。色々と食べられるので。 →他のグルメブログを探す →Amazon 東京焼肉通読本 焼肉チャンピオン 恵比寿本店 （焼肉 / 恵比寿駅、代官山駅、中目黒駅） 夜総合点★★★☆☆ 3.0

「礼 REI（れい）」 【麻布十番/和食】 友人の会社がプロデュースしたお店。某雑誌の覆面調査でもかなりの高評価だったので、行ってみることに。 場所は六本木ヒルズと麻布十番の中間、鳥居坂下交差点に面する２Ｆ。 店内は和をベースとしたモダンな雰囲気。カウンター８席。テーブル12席。個室２部屋。こぢんまりとしていて、居心地の良いお店。 魚は全て三重の尾鷲港直送とのこと。造りでは平目、ほうぼう、コチ、縞鰺、鰹を。塩焼きでは甘鯛を。どれもいい塩梅に旨味が感じられる。 醤油はかすかな甘みのあるもので、ポン酢はどうも酢を使わずに柑橘のみで作っているような気がする。ちなみにコチは昔から酢味噌で食べるのが好き。 甘鯛は一時期ぐじにこだわってた時期もあるけれど、ここの甘鯛は全く問題なし。 日本酒はあまり好みのものがなかったので、獺祭磨き3割9分を初めていただく。39%まで磨いている割には予想に反して、吟醸香がそれほど高くなく、味もやや重なイメージ。酵母と粕歩合を知りたいところ。 日本酒は他にすず音があったので食前酒にはこれがオススメ。 野菜も美味しく、今年の初筍は満足。かすかなえぐみと甘さを照り焼き風味でうまくまとめている。 七色野菜の炊き合わせは見た目もきれいだし、おそらく野菜毎に別々で煮ている模様。どれもいい具合の染み加減。 締めの平目の胡麻だし茶漬けは、胡麻と出汁のいい香りに惹かれ、お腹一杯でも入ってしまう。 ただ、全般的に出汁が甘めかな？とも思ったけれど、連れに…

「どらんどらん」 【御徒町/韓国料理】 御徒町のディープな裏通りにある韓国料理屋へ。 通りとは異なり、中に入るとアットホームな雰囲気。スタッフはネイティブな方々みたいだけれど、気さくに接してくれる。 料理はあえて日本人好みにしていないようで、変わったものを頼むときはやや注意が必要かも。 定番のトッポギ、プルコギ、チヂミなどはどれも美味しくいただける。 カムジャタンというジャガイモのお鍋も美味しい。 どれもボリューム満点なので、コストパフォーマンスが良く、終電まで仲間とお腹いっぱいに食べられるお店。 →他のグルメブログを探す →Amazon 魅力探求!韓国料理 珍厨家 （韓国料理 / 上野御徒町駅、上野広小路駅、御徒町駅） 夜総合点★★★☆☆ 3.0