山藤(夜)@広尾

「山藤(やまふじ)」 【広尾/和食】 ここ1週間ほど、文字通り毎日飲む日々が続いていたので、ちょっと優しいものでも食べようと広尾まで。 どういうお店かというと、 西麻布の裏通りに、山藤はあります。確かな味と素性がわかる食材を使用した料理を、珪藻土と岩手県産木材に包まれた店内で楽しめる和食の店として生まれました。 食材はその時々の“旬の旨さ”が味わえるものを、吟味して使用しております。それらは産地や生産者の顔が見える食材ばかり。料理屋とは、本来生産者と密接につながるものだと山藤は信じます。山藤が惚れ込んだ生産者の食材を、山藤の料理でお楽しみください。 広尾店では、全国2,500の大地を守る会の生産者の中から、特に交流を深めた4産地からメインの食材を提供してもらいます。サラダ系の野菜には東京都小金井市・東京有機クラブの葉物。豚肉には、コクのある旨みの「バークシャー系黒豚」を生産している宮城県・仙台黒豚会のもの。鶏肉は「地鶏」のJAS認定を受けた茨城県・北浦シャモ生産組合の肉質のしまったシャモ肉。お米は、「味、つや、香り、粘りのバランスが抜群」と料理長が選んだ新潟県・神田長平さんのお米。これら4産地とは共同企画のスタイルをとり、お店を一緒に盛り立てていきます。 というお店。 ビルの入り口から2Fにあるお店の入り口までの所で、既に期待できる雰囲気が醸し出されている。壁や階段の手すりに至るまで、隙のない造り。 お店に入ると、カウンターに通される。白と木材を貴重とした、素朴で…

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空ノ庭(夜)@渋谷

「空ノ庭(そらのにわ)」 【渋谷/豆腐料理】 久しぶりの空ノ庭。 前回来たのは2年半ほど前。なにせ、前職の職場が近かったので、よく使わせてもらっていた。 お店の内装は特に変わっておらず、相変わらず忍者屋敷の様相。 今回は12名と大所帯で、しかも直前まで別のお店で軽く呑んでいたので、注文もなんだか適当に任せっぱなし。 飲んで食べて、食べて飲んで。 結局、あまり覚えていない。 覚えていないのは楽しかったからで、楽しかったのは、きっと美味しかったから。 あとでWebサイトを確認してみたら結構メニューが変わっている模様。 もう少しきちんと選べば良かったとやや後悔。 また、近い内に来てみよう。日曜日もやっているし。 勢いで、2軒目はあしびなへ。ここも以前ランチで来たことのあるお店。 泡盛とオリオンビールで良い気分になってから卓球とボウリングへ。 アシビなでは、名前は忘れたけれど、お麩の料理が美味しかった。 →他のグルメブログを探す →Amazon 自家製豆腐つくり器 豆腐料理 空野 渋谷店 (豆腐料理・湯葉料理 / 渋谷駅、代官山駅、神泉駅) 夜総合点★★★☆☆ 3.0 自家製豆腐つくり器

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萬葉庭(夜)@代官山

「萬葉庭(まんようてい)」 【代官山/和食】 和食系を所望したところ、選んでもらった代官山のラ・フェンテへ。 以前はよく雑誌に取り上げられていたMED系のダイニング。 コースメニューは以下の通り。 先付:鯛の昆布〆、菜花。 いま気付いたけれど、出すときに店員が平目と言っていたような。。。 ちなみに、Webに載っているメニューでは春子。 菜花はなかなか良い感じ。寒さが厳しいなかで少しでも春を感じられるので。 椀物:花びら餅、海老しんじょう 造り:中トロ、平目、さごし さごしってなんぞや?と思い、店員に聞いたところそういう名前の魚です。と説明になっていない説明を受ける。 ただ、あとから鰆の子供ですという説明をしてくれた。 焼き:鰆の味噌幽庵焼き、焼き大根 幽庵焼きはどれくらい漬けているのか聞いたところ、1日くらいとのこと。 食べるまでは大根を焼く意味が分らなかったけれど、食べてみたらこれがなかなか美味しい。 炊き合わせ:聖護院大根、竹の子、鱈子、早わらび 揚げ:揚げ出し胡麻豆腐、茄子、青唐 このお店は、もしかして野菜のチョイスがなかなか良いんじゃないかと、今更ながら気付く。 その後、もずく雑炊に香の物、デザートは季節のフルーツ。 最初はビールだったけれど、途中から日本酒で攻める。 6人ほど居たので、最初はそれぞれ異なる銘柄を頼んで、次からはその中でコストパフォーマンスの良い銘柄をチョイス。 個室が区切られていて、店員の所作…

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季旬 鈴なり(夜)@四谷

「季旬 鈴なり(きしゅんすずなり)」 【四谷/和食】 司法試験受験時代の仲間と結婚の祝いも兼ねて会食。場所は四谷の和食屋さん。 荒木町の路地裏にひっそりと佇むお店。あまりにもひっそりしすぎて、お店の場所が分らずに付近を行ったり来たりとうろうろ。ちょっと怪しい人状態。 店に入るとテーブル席がいくつかとカウンターが7席の小さなお店。お香の香りが立ちこめていて、とても寛げそうな雰囲気。 予約していないお客さんが何度か断られていたので、なかなか繁盛している模様。 スタッフの対応もアットホームで暖かく、チェーン店では醸し出すことのできない空気感を醸成している。 また、店主はなだ万本店で13年修行された方だとか。 他のメンバーがなかなか到着しないので、サッポロの生ビールを飲みながら、寒鰤と羽太の造りを注文。 最初のお通しを食べた瞬間から、その後の料理にとても高い期待。出汁で完全に勝負できるお味。 羽太も甘みがあって美味しかったけれど、寒鰤には感動。もともと脂が乗っている上に、藻塩を付けていただくと旨味がとてもよく引き出される。 今まで食べたブリで最高のレベル。 その後、ほっけの造りを初めて食べてみたり、鰤カマ、筍の照り焼き、穴子の白焼き、出汁巻き玉子、公魚の唐揚げ、地鶏の塩焼き、里芋の唐揚げ、牡蠣の焼き飯などなど、どれも大満足の味。 筍の美味しさもかなり印象に残った。えぐみが少なく、甘くていい塩梅の歯触り。 ところで、デジカメで撮ったメニューを眺めていたら、うる…

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ふくのかみ(夜)@五反田

「ふくのかみ」 【五反田/水炊き】 五反田の水炊き屋さん。 九州は博多より上京して来た博多水炊き『ふくのかみ』。 現地の味と中州の風情を再現致します。鶏屋が厳選した地鶏を惜しみなく活用し、 100kgの胴ガラを8時間以上掛けて50Lのスープを 取り出しています。コラーゲンたっぷりのスープはまさに嗜好の逸品。 美容にも健康志向にも◎です。 寒いこの季節に秘伝のポン酢でたくさんの野菜が召し上がれること間違いなしです。 というお店。 前菜、馬刺し、鶏の唐揚げ、サラダ、水炊き、雑炊に飲み放題がついて4,500円ととてもリーズナブル。 水炊きを謳ってるだけあって、鍋もガラスープが意外としっかりしていて美味しくいただけた。 →他のグルメブログを探す →Amazon 鍋シリーズ プチマスコット(水炊き) ふくのかみ (居酒屋 / 五反田駅、大崎広小路駅、大崎駅) 夜総合点★★★☆☆ 3.0

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十方(夜)@三軒茶屋

「十方(じっぽう)」 【三軒茶屋/居酒屋】 たまには走ろうかと思ったけれど、よく考えたら走りに向いた靴を一切持っていないので、地味にウォーキングを。 中原街道を多摩川の丸子橋まで、そこから川沿いに二子玉へ出て、246をてくてくと15Km。 朝から何も食べていなかったので、さすがに駒澤あたりで限界を感じ、三茶の友人を呼び出して三茶で夕食を摂ることに。 だいこんやでおでんでも、と思ったらあいにく休業。しかたなく近場の居酒屋へ飛び込む。 プレミアムモルツのドラフトを飲みながらメニューを眺める。 刺身を置いていない点は割り切りが良くて、逆に好感がもてる。期待を持って刺身を頼んでからがっかりするよりは、最初から食べられない方がいいと思うので。 生ハムとトマト、アボガドのサラダでは、生ハムとアボガドの相性がとても良い。家庭でも簡単に作れる。 焼き鳥はせせりがまあまあ、ぼんぼちは今ひとつ脂の乗りが足りない気がした。つくねはハンバーグのような大きさで、一口大に包丁が入れてある。 黒ムツの西京焼きは大根おろしと一緒に頂く。大根が味をピリッと引き締めてなかなか。 出汁巻き卵や、蟹クリームコロッケなどもいただき、最後は鮭といくらご飯で締め。 全体的に火を通しすぎなのでは?という感想を持った。鶏も魚も。 焼酎はそれなりに種類が置いてある。メニューにはあまり載っていないけれど、カウンターにずらりと並んでいる。 明るい農村、村尾、それから和三盆の梅酒という甘くてとても料理に合いそう…

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t.y.harbor brewery(夜)@天王洲

「t.y.harbor brewery(ティー・ワイ・ハーバー ブルワリー)」 【天王洲/ビール】 葛西に用事があったので、その帰りに天王洲で下りて訪れてみた。 誰も人の居ないオフィス街を歩いていくと、運河沿いに突然現れるそのお店は、元々倉庫だった場所を改造して作られたアメリカンなレストラン。 天井が高く広い店内には醸造装置を構えており、なかなか見るこの出来ないスタイル。 通されたのはテラス席。冬でも暖房がガンガンなので寒くないどころか、暑いくらい。 がっつり食べようと思い、サラダ(ズワイガニとグリーンアスパラガスのサラダ、ヘーゼルナッツドレッシング)の他にメイン魚(真鯛のグリル、季節野菜のスープ仕立て)、メイン肉(“叉焼スタイル”ポークロインのグリル、インゲンとタケノコのソテー大葉風味)を注文したところ、店員さんに止められてしまう。 何でも、料理のボリュームが大きく、特に肉は350gあるのでメイン2つはきついだろうとのこと。 忠告に従って、まずはサラダと魚を。 運ばれてきたサラダを見て、確かに量が多そうだと認識。 続いての魚もなかなかのボリューム。こちらに関しては、最後にスープが冷めてしまうのと、蕪にもう少し火を通してほしい所がやや残念。 何となく肉もいけそうな気がしたので、改めてそちらも注文。 ところが、実際にその350gを目の当たりにすると、少々心が折れそうになる。野菜のソテーにかかっている大葉を頼りに何とか平らげる。 Pizzaも試してみたかったの…

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DAINI'S table(夜)@南青山

「DAINI'S table(ダイニーズテーブル)」 【南青山/中華】 目黒の「鳥しき」に行こうと、早めに場所を確認しに行ったらあいにく休業の張り紙が。 いろいろと逡巡した結果、青山の中華へ行くことに決定。 まだ、時間も早かったので南青山のショップを散策。ここは住宅街の中にショップが点在する面白いエリアだ。 街に人を集めるということについて、いろいろと考えさせられる。 で、口開けからお店に突入。 マンションの地下に1981年から25年以上もひっそりと佇んでいる。 店内は薄暗くて、40~50人くらいのちょうど良い塩梅の箱。細かく見ると古いけれど、汚いわけではなく、また緑色を基調とした配色も面白い。 前菜にきゅうりの甘酢漬けを注文し、そこからは魚介を中心に組み立てる。 大海老の揚げ物マヨネーズ和え、帆立貝と黄ニラの塩味炒め、切り身魚と中国高菜の蒸し物、福建式炒めかけ御飯。 大きな海老についているのはこれまた大きな胡瓜。切り身の正体はカレイ。 ご飯は炒飯か餡掛ご飯か迷ったけれど、内容が分らず店員に尋ねたメニューが炒飯に餡掛を乗せたものだったのでそれに決定。餡に入っている青梗菜がいいアクセントになっている。 どれも火の入れ具合が良く、薄味で馥郁とした優しい味わい。 最初の一杯はビールで、2杯目以降は紹興酒をロックで。 紹興酒はちょっと薄い気がして、果たしてこれにロックという飲み方があるのかどうか不安だったけれど、近くの席にいた老夫婦も同じ飲み方をしていたの…

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花十番(夜)@麻布十番

「花十番(はなじゅうばん)」 【麻布十番/焼肉】 暴飲暴食が続いて、しかも昼にはラーメンを食べに行っていたので、あっさりしたものをと思い麻布のおでん&干物のお店に。 行ったら、満席で入れず。 年末だったので都内は空いているだろうと思ったら大外れ。銀座とは違うんですね。 で、予備のお店を全く用意しておらず、「世良田」はどうせ入れないだろうし、「よこ田」で天ぷらという気分でもなかったので、ふらふらとさまよい歩く。 ちょっと六本木まで上らないとダメかも、と思っていたときに目に付いたのが焼肉屋。 あっさりしたものが食べたかったのに、何故焼肉が目に付いたのかが未だに不明だけれど、何となく入ってみることに。 まあ、牛ならお金を払えばそれなりに外れることもないし。 外から見るとちょっと客の入り具合が心配だったけれど、実際に入ってみると奥が広がっていて、それなりにお客さんも入っている。 とりあえず、牛タンの葱塩と、ハラミの一番高いスペックにロースの一番高いスペック、あとはミスジとまる腸を、マッコリ呑みながらつつく。 最後は石焼きビビンバを頼んだけれど、そんなにおいしくなかった。石焼きビビンバは中目の朱苑が一番美味しいと思う。 →他のグルメブログを探す →Amazon 想いー三茶の焼肉、世界をめざす 花十番 麻布十番店 (焼肉 / 麻布十番駅、六本木駅、赤羽橋駅) 夜総合点★★★☆☆ 3.0

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bongout noh(夜)@渋谷

「bongout noh(ボングノウ)」 【渋谷/ビストロ】 前職の忘年会を渋谷にて。 1名が足を骨折中だったので椅子席のあるお店をチョイス。 神泉の「buchi」と同じ系列で、このグループのオーナーがどうやら知り合いの知り合いという事が判明。 まあ、面識は全くないのだけれど。 店内はそれほど広くなくて、スタンディングとテーブルのエリアに分かれている。キッチンはオープンなのだけれど、カウンターが低く、フロアとキッチンの床の高さが同じなので、キッチンの中が非常に広く見通すことが出来る。 家庭の台所みたい。 集まりが悪く、最初の20分くらいは一人よなよなエールを飲みながらメニューをじっくり観察。おかげで何を頼むか大体イメージ完了。 きんめのカルパッチョから始めて、覚えている範囲で、京野菜のサラダ、温野菜、ウニ入りゆり根のクロケット、あん肝とポロ葱のコンソメ煮、焼いた山羊のリエット、猪ハムと根菜のラグーストラッテ、鴨づくしのカスレ仕立て(仕立てって何だ?)、千代幻豚のカツレツ、つぶ貝のオーブン焼きなどなど、たくさん注文した。 ただ、一番下の写真が何だったか全く思い出せない。まあ、6時間近く飲んでいたので仕方ないか。 殆どおいしく頂いたのだけれど、あん肝とポロ葱のコンソメ煮はあん肝の生臭さが少し気になったのと、山羊のリエットが個人的にダメだった。特にシェーブルチーズが。あとはカスレに入っていたフォアグラもちょっと。 ハタのローストとか、手羽・砂肝コンフィと香草の…

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DAL-MATTO(夜)@恵比寿

「DAL-MATTO(ダルマット)」 【恵比寿/イタリアン】 Vision Vesselから小雨の中、職場の同僚がチョイスしてくれたお店へ移動。 住宅街の一角、マンションの地下に埋もれている。 B1(正確にはB2Fか)がレストラン、食後に暗めの1Fでデザートやグラッパを楽しめる。 料理は5000円のお任せコースで、ハウスワインを1500円で2時間半飲み放題という懐にも優しいお店。 パンの前に並んでいるオリーブオイルは3種類、味が違うもの。右に行くほどスパイシーで、男性陣には中庸が、女性陣には最もスパイシーなものが評判良かった。 肉は2種類あって右側がイノシシ。多分初めて食べるような気がするけれど、野趣味はなくて美味しくいただけた。 ワインの美味しさを知らない者にとっては、とても良いお店。 家の近くにもこんな気軽に美味しいものが食べられるお店があればいいのに、と思わせてくれた。 →他のグルメブログを探す →Amazon イタリア料理ソースの最新技術―注目リストランテ、トラットリアの実力派シェフ6人が、イタリア各地の伝統ソース、新感覚のソースを紹介 (旭屋出版MOOK) ダルマット 恵比寿店 (イタリアン / 代官山駅、恵比寿駅、渋谷駅) 夜総合点★★★☆☆ 3.5

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Vision Vessel(夜)@恵比寿

「Vision Vessel(ビジョンヴィッセル)」 【恵比寿/バー】 恵比寿にあるバー。 B1Fと1Fがワインの立ち飲み「Vin Santo」で、2Fと3Fがモルトも置いてあるバーになっている。 2Fはカウンター席になっていて3Fがテーブル席。テーブル席と言っても2人掛け2席と4人掛け1席の狭いお店。 2Fと3Fの階段では壁一杯のモルトを眺めることが出来る。まあ狭くて後ろがつかえそうなので、ゆっくりと見ることは出来なかったけれど。 食事の前の軽い一杯なので、まずは唯一のドラフトであるバスを。 で、メニューを眺めていたら、Longrowが載っている。メニューにこれが載っているお店は初めて。と言ってもバーでは大抵店員と話をして決めるので、メニューを見ることは殆どないけれど。 値段も1050円と格安。 連れが飲んでいたシードルの自家製サングリアも美味しそうだった。 後で調べたところ、ここはかつてより友人に勧められていたお店だった。 図らずも訪れることができて満足。 吉祥寺Visionの系列らしく、目黒の酣といい良いお店が多い。 →他のグルメブログを探す →Amazon Riedel <ソムリエ> シングル・モルト・ウイスキー 4400/80 ヴィンサント (ダイニングバー / 恵比寿駅、代官山駅、中目黒駅) 夜総合点★★★☆☆ 3.5 リーデル (RIEDEL)ソムリエ シングル・モルト・ウイスキ…

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