月@富戸

「月」 【富戸/旅館】 2008年5月の訪問。 2泊3日で富戸に新しくできた旅館「月」へ。踊り子は富戸に停車しない。そこでまずは伊豆高原まで約2時間の旅。 伊豆高原の改札を出て駅中でビールを1杯。土産物屋で買い出し、上りの普通電車に乗り込んで富戸まで戻る。 いかにもローカル線の駅といった感じ。車で10分ほど山を登り到着。 ここは全10室が離れ。もちろん全て部屋に露天風呂付き。まずは母屋の食事処でウェルカムドリンク。 部屋は平屋とメゾネットの2種類ある。今回は露天からの眺めがよい平屋へ。 部屋の露天にしてはなかなか広い。水を出せないのが難点だが頼めば温度調節をしてくれる。 夕方、母屋にある岩盤浴を体験。貸し切りではないらしく、予約時間がかぶると他のお客さんと一緒になることもある。 18時半には母屋の食事処で夕食を。部屋毎に個室となっておりプライベートが確保される。 部屋数が少ない分、一品ごとに手間を掛けており、きちんと暖かい物が暖かい状態で出てくる。 1日目 2日目

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やさい家 めい(夜)@五反田

「やさい家 めい」 【五反田/和食レストラン】 目黒で所用を済ませた後、五反田まで散歩がてら歩いてremiy gotandaへと入る。 目的は「やさい家 めい」表参道の1号店が好調な様子なので、五反田の2号店に訪れてみた。 ここは渡邉明氏率いるeatwalkの運営するお店で、毎朝全国の契約農家から直送される野菜を食べられる。 建物自体がそれ程広くないため、店内もそれほど多くの席数はない模様。 予約をしていなかったのだけれど、2時間ならということで入らせてもらう。通された喫煙席は二人掛けのソファーに挟まれたテーブル席がいくつか並ぶ。インテリアの色調も好みに合い、とても落ち着ける。 メニューはコースが一本とアラカルト。コースにはアラカルトに載っていないものが幾つかあったが、アラカルトで色々と試してみることにする。アラカルトのメニューには、eatwalkらしく、しかも野菜に拘っていることもあり定番の農園バーニャカウダーがある。 お通しは、ひじき、めかぶと山芋の梅風味、筍の3種から好きな物を選ぶことが出来る。 まずは本日のカルパッチョ 山葵風味の岩海苔ドレッシングと赤軸ほうれん草の昆布ドレッシング。カルパッチョはスズキで、ソースには胡椒と酸味が程よく効いており、岩海苔の強い香りを上手く柔らげている。 串焼きで白レバー、たけのこ(豚の静脈)、牛シビレなどを注文。白レバーはもっとこってりしたものが好み。たけのこは初めて食べたが、全くかみ切ることが出来ず。牛シビレはサクサク、こっ…

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鳥かく(夜)@品川

「鳥かく」 【品川/鶏料理専門店】 来月に行われる友人の結婚二次会パーティーの司会打ち合わせを兼ねて、前々職時代の仲間二人と品川で呑むことになり、インターシティの1Fにあるお店を予約。 7年くらい前に渋谷宮益坂の店舗へ行ったことがあり、なかなか良い印象を持った憶えがあるので、選んでみたのだけれど、残念ながら期待とは異なる結果に。 オフィスビルの中に入っているせいか店内の雰囲気はそれ程良い訳ではなく、また店員のサービスレベルも普通の居酒屋的。 とはいえ、鶏料理専門店ということなので、いろいろと鶏を中心に注文。 まずは手羽がお勧めらしいのでこれを注文。胡椒が非常に効いていてロックで注文した伊佐美がよくすすむ。まるでスナック菓子を食べているような感覚に襲われる。 つくねは色々な味付けがあって、大勢で行くときっと楽しめるだろう。ネギ塩サンチュつくねとか面白い。 ぼんぼちは脂ののりがいまいち。せせりは残念ながらメニューになかった様な気がする。 お店の説明を読むと、 ●こだわりの食材● 飼い方、飼育飼料などに工夫をかさね、その内容を明らかにした「銘柄鶏」を 使用しております。鶏の旨味がしっかりと活きた豊かな味わいを安心して お楽しみいただけます。 ◎蔵王土鶏◎ 当店で使用している蔵王土鶏とは中国伝来のバブコーチン(名古屋コーチンの元の品種)と 烏骨鶏の血統を継承した鶏です。広々とした開放鶏舎で健康的に育てられた土鶏は 筋繊維が非常に細かくジューシーで弾力のある歯ご…

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伊豆高原ビール本店@伊豆高原

「伊豆高原ビール本店(いずこうげんびーるほんてん)」 【伊豆高原/伊豆高原ビールと漁師めし】 失礼ながらWEBサイトでは全く期待の出来ない様子のお店。とはいえ、いろいろな地ビールが飲めると言うことなので訪れてみた。実際のお店の雰囲気も観光地の大きな定食屋という感じだったけれど、あるメニューを見てやや期待値が上がる。 そのメニューとは、駿河湾に上がった生のシラスと桜海老。いずれも取れたてでしか生で味わうことはできない。しかも年間で漁の時期がかなり限られているはず。 他にもあおりいかの造りやカサゴの唐揚げ、〆鯖、鮭ハラスなど惹かれるメニューが多く、諸々注文。 いかの調理は、造り、一夜干し、ルイベの3つがメニューに載っており、どれにするか迷うも、結局は鮮度を味わうと言うことで造りを選択。 生のシラスは確かにしらすの味がするが、それ以上に烏賊のような甘みが特徴。口の中でとろける様な食感もいい。 生桜海老もまた自分が海老であることを強く主張するような甘みがある。 いかの造りは3つの部位が出てくるので、それぞれ異なる旨味や歯ごたえ、食感を楽しむことが出来る。 カサゴの唐揚げはヒレから尾までカリカリと食べることが出来る。メニューには頭まで食べられますと書いてあったけれど、さすがにそれはムリだろう。 鮭ハラスは脂が強すぎて鼻につく。 〆鯖は普通。鯖の味は数年前に九州で食べた取れたて関鯖の造りが忘れられない。 この際、ビールと魚の相性には目をつむることにして、一杯目はビール6種の…

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Amusement(夜)@渋谷

「Amusement(アミューズメント)」 【渋谷/ダーツバー】 今月4回目の来訪。7年くらい前もこれくらいのペースで通っていた気がする。 店に入ると既に満員。顔なじみのスタッフがお客さんを移動させてくれたりして、何とか席を確保してくれる。馴染みのお店はこういう所がありがたい。 まずは、フランチスカナーへーフェバイス(ハーフバイツェンだったかも)とオイルサーディンを。2杯目はコエドの瑠璃を飲みながら鰹をいただく。 3杯目にローグを頼むが、やはりローグはちょっと苦手。 この日の和牛ランプはちょっと固かった。オムレツは久しぶりに食べたけれど、ちょっと味が変わった気がする。 新しくモルトを出したと窺ったので、さっそく物色。なんだかカラフルな地図の描かれたボトルがあったので聞いてみたところ、イタリア向けにボトリングされたTaliskerだとか。運良く口開け。 面白そうなので、これを注文。覚悟して飲んだけれど思っていたよりおスモーキーさやピート香は強くない。甘さと塩辛さが良いバランスになっているようなイメージ。 次に来た際は隣に置いてあったMacallanを飲んでみよう。 →他のグルメブログを探す ビールの教科書 (講談社選書メチエ) レストラン バー アミューズメント (ダイニングバー / 渋谷駅、神泉駅、代官山駅) 夜総合点★★★☆☆ 3.5

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あしびな~(夜)@渋谷

「あしびな~」 【道玄坂/沖縄料理】 円山町方面から渋谷駅へ向かう途中に何か食べようという話に。人数は7名ほどなので居酒屋的な店を物色しながら歩く。 すると、見たことのある店名が目に飛び込んできた。桜丘店には何度か訪れたことがある。食べ物もそこそこあるし、価格もリーズナブルなので、ここに決める。 店内は、思ったよりも小綺麗で、所々に沖縄らしさを感じる程度。 フーチャンプル、ゴーヤチャンプル、 ラフテー、海ぶどうと島豆腐のサラダ、アボカドと島豆腐のサラダ、ヒラヤーチ、いもヤーチ、アグーの石焼きなどなど、オリオンビールや泡盛を飲みながらつまむ。 全体的に特に印象に残るおいしさではないけれど、かといって不味いわけではない。 沖縄から毎日直送するこだわりの食材と、40種以上の泡盛を御用意してお待ちしております。とあるけれど、沖縄料理を謳うお店はいくらでもあるし、メニューの仲に沖縄料理を取り入れているお店はもっとある。そのような中で差別化を図っていくのは難しいかもしれない。 とはいえ、店内は綺麗だしスタッフの接客も悪くはないし、男性トイレにも歯間ブラシとあぶらとり紙があったりして、 もしかしたら沖縄というよりもダイニング系の印象を残したいのか知らん。 →他のグルメブログを探す わたしの沖縄 食紀行 (集英社be文庫) 沖縄料理 あしびな~ (沖縄料理 / 渋谷駅、神泉駅、代官山駅) 夜総合点★★★☆☆ 3.0

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Arossa(夜)@渋谷

「Arossa(アロッサ)」 【松濤/Grill&WineBar】 こちらのお店、2000年にオーストラリア専門のワインバーとしてオープンし、その後2005年にオーナーが変更。それまで同店でシェフとして腕を振るわれていた方に引き継がれたのだとか。 お店は松濤の住宅街の中にあり煉瓦造りの外壁もそれなりに溶け込んでいる。1Fはカウンター8席、2Fはテーブルが28席ある。雰囲気は客層も含めて松濤らしく落ち着いていており、ややスノッブな香りもする。 1Fのカウンター席は金曜の20時にも拘らず空席が目立つ。2Fはそれ程広い空間ではないものの、座席の配置が良く、周りがそれ程気にならない。 予約した際に、料理が出るまでに時間がかかることもあるというので前菜の盛り合わせだけ頼んでおいた。鴨のパテやその他もろもろ、色々な種類があって楽しめる。一応、説明をしてもらったけれど、メモをしなかったので忘れてしまった。 あとはサラダや、カンガルーのグリル、ワニなど変わったものを注文。ワニはあっさりして美味しいが、やはり鶏とも豚とも微妙に異なる。カンガルーはあえて言うならラムに近いかも。肉の美味しさがよく分かり、以前たべた野鴨を思い出す。 他にも色々と食べてみたかったけれど、遅刻していって、しかもその後の2軒目が決まっていたこともあり長居できず。 アルコールも大分控えめにしておいたが、オーストラリアワインの品揃えが多い様子なので、複雑な希望を伝えて白をしてもらったりした。 店のコンセプトを読むと、さす…

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Inti Raimi@川崎

「Inti Raimi(インティライミ)」 【川崎/ペルー料理】 川崎の友人宅へ訪れた際に近くのペルー料理屋へ訪問。以前オススメのペルー料理屋として紹介してもらったことのあるお店。 訪れる前に馴染みの浅いペルー料理について、いくつか予習をしておいた。 ペルーは南北が3千キロに渡って広がり、コスタと呼ばれる太平洋海岸地帯、シエラと呼ばれるアンデス山岳地帯、セルバと呼ばれるアマゾン川流域のジャングルと、3つの大きな気候帯がある。 多様な地形、気候から野菜、肉、魚介類に至るまで豊富な食材が生まれており、四千年もの間に渡りその文化が育まれてきた。しかも、この国に多く流入したアフリカ、スペインを始めとするヨーロッパ、中国、日本などアジア系の料理がそれぞれ融合し、独特の食文化を築いているといわれる。 特徴的なのは、アヒ(唐辛子)を初めとする、クミン、オレガノ、バジル、ミント、コリアンダーなどの各種スパイスだとか。 ペルー原産の野菜としてジャガイモ、トウモロコシ、トマト、トウガラシ、タマネギがこの地から世界に広まり、また年間の漁獲高は世界2位でその8割が魚粉として輸出されているそうだ。 店名の意は「太陽の祭り」であり、ケチュア語でインティ=太陽、ライミ=祭をそれぞれ指す。 店に入ると真ん中に大きなテーブルが居座り、その両脇に4人卓のテーブルが並ぶ。奥には一応カウンターも。店員も客も含め日本人の割合は半分くらいかな。BGMもあわさって異国情緒の雰囲気が溢れる店内。 まず注文したのは、定…

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Amusement(夜)@渋谷

「Amusement(アミューズメント)」 【渋谷/ダーツバー】 仲間と約一ヶ月ぶりのアミューズメント。 新しいビールが4つほど入っており、パウラナーとリンデマンフランボワーズ(ドラフト)から飲み始める。後者はとうていビールとは思えないフルーティーな味と香り。まるでフランボワーズが凝縮されているかのよう。残りの2種類はやはりこのお店らしくローグもの。 オーストラリア人の連れが何を頼むか注目していたら、オススメは何かと聞かれたのでフランチスカナー・へーフェヴァイスと答えた。いつも日本人にビールを勧める時の癖でついヴァイス系を勧めたのだが、彼の口に合うかどうかやや不安を抱く。結局、軽めが好きという事で満足してもらえたようだ。一安心。 その彼から「何故、日本の国産ビールはどれも同じような味なのか?」と聞かれた。厳密には細かな味の違いはあるし、自信を持って勧められる地ビールなどもあるが、到底ドイツやベルギー、アメリカのラインナップ・幅広さには叶わない。スーパーやコンビニの棚に地ビールは並ばないし、発泡酒などの意味不明な飲み物さえ存在する。 「自分も常々そう思っている」と答えるしかない。 その後、バイエンシュテファンやフランチスカナーなどなどビールを数杯飲んでからカウンターに顔を出す。 何か新しく開けたものはあるか?と尋ねると嬉しそうにSingletonを指し示してくれる。レアなオフィシャルもので15年以上もこのお店の奥で眠っていたという。 コルクはぼろぼろでサランラップで補強されてい…

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