MERCER CAFE EBIS(夜)@恵比寿

「MERCER CAFE EBIS(マーサーカフェエビス)」 【恵比寿/CAFE】 最近3つめのブログを立ち上げたので、更新がさらに停滞しそうな今日この頃。 さて、大人数で騒げるお洒落なお店をマイリストからチョイス。本当は青山店に行きたいのだけれど、ロケーションの制限から恵比寿店に。 駅からはやや歩く距離にあり繁華街と離れていることもあってか、週末の割に店内は空いている。おかげで自由に席をチョイスできたので真ん中に陣取る。 料理は全体的に量が少なめなので、少人数でも楽しめそう。逆に大人数の場合は皿数を増やさないとすぐにテーブルが空いてしまう。もっとも人数が多ければ通常は会話が盛り上がって、料理に手を伸ばす回数も減るかもしれない。 この時も正にそんな感じで、酒や料理はぞんざいな扱い。途中からは注文が面倒になってワインのボトルを入れ、なくなると同じものを注文。 結局、他愛もない会話で盛り上がり気付けば終電近く。感度の合う集まりで飲むのは、幾つになっても楽しいもの。 ちなみに、気になったのはこの店名。カフェなのに営業は夜からで昼間は閉まっている。「カフェにしては美味しい」という姑息な目的か?と勘ぐったが、”高級食材をカジュアルに”というコンセプトを表現する店名なのだろう。味はこれからもっと美味しくなるはず。と思っている。 →他のグルメブログを探す マーサー ビス エビス (カフェ / 恵比寿駅、広尾駅) 夜総合点★★★☆☆ 3.0

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WANG's KITCHEN(夜)@渋谷

「WANG's KITCHEN(ワンズキッチン)」 【渋谷/上海】 渋谷で上海料理。プライベートで仕事の相談を受けるため、何処か良いお店をという事で連れて行ってもらった。周りの店は満杯で入れない客が溢れているはずなのに、何故かここは取り残されたかのような空き具合。まるで渋谷のトワイライトゾーン。 注文は何度か来たことのある連れにお任せ。まずは、軽めに胡瓜の浅漬けとピータン豆腐。ピータン豆腐はピリ辛でビールがよく進む。始めは生でその後は青島を2本。 つづいて高菜と春雨の炒め、面筋の肉詰めを注文。高菜というと純和風なイメージがあるが実は中央アジアが原産で、シルクロードを渡り中国経由で1000年以上前に日本に入ってきたのだとか。さすが中国。食に関してはなかなか侮れない。 面筋とはなんぞや?と中国出身の店員に聞いてみると、どうやら豆腐のようなものの中に肉が詰まったものらしい。豆腐の中に肉。メニューの写真と店員の説明が頭の中で結びつかないが食べてみて納得。油揚げというか巾着のような感じ。後から調べるとお麩を揚げたもので、その中に山芋と肉を詰めている。これは初めて食べたかもしれない。 この辺りから相談相手の旦那も合流し、紹興酒へ移行。翌日の朝が早いにも拘らずクイクイ飲んでしまう。まあ経験上、紹興酒で失敗したことはないのでそれほど心配はしない。 しかし新宿の上海小吃もそうだったが、メニューの種類が多くて何を頼むか非常に迷う。ここは大人数で入れる店がなく渋谷で難民になった際に重宝しそうだ。 →…

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豚しゃぶ 五元豚(夜)@銀座

「豚しゃぶ 五元豚(ぶたしゃぶ ごげんとん)」 【銀座/豚しゃぶ】 有楽町で買い物の後、夕食処を探す。始めはマロニエゲート内を散策したが納得できず、三井不動産の失敗作といわれるベルビアへ。評判通り人が少なくお店はどこも選び放題。客にとっては好ましいと思う反面、売上げが厳しくなればクオリティに響いてくるので悩ましいところ。 オクトーバーフェストの時期だったのでドイツビールの店にも惹かれたが、きちんとしたものが食べたいと思い豚しゃぶのお店へ。 先客も殆どおらず静かで落ち着いた雰囲気。若い店員がやや不釣り合いな気もしたけれど、笑顔が良く好印象。壁には手ぬぐいが額に入って飾られている。昔は浮世絵師がデザインをして当時から飾られる物もあったのだとか。 中央に大きなオープンキッチンがあるが、あまり活用されておらず寂しい印象を抱いてしまう。 まず注文したのは、馬バラ刺し、しらす入り出汁巻玉子、グリーンサラダ。レバ刺しも食べたかったが夏期期間中は出していないとのこと。肉を取り扱う店には自信を持って生を提供してもらいたいので少し残念。 続いて湯葉刺しと茗荷としらすの和え物。茗荷はカイワレの辛味、しらすの甘みがごま油の香りとよく合っている。 一通りアテをつまんでから鍋に移行。通常のお出汁の他に豆乳、コラーゲン、返し出汁から選ぶことができる。豆乳かコラーゲンで迷うが結局コラーゲンに決定。 鍋が運ばれ、コラーゲンの上に水が足される。肉はバラとロースを注文。鳥源程のコクはないけれど、鍋の前に一品料…

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焼鶏 松本(夜)@恵比寿

「焼鶏 松本(やきとり まつもと)」 【恵比寿/焼鶏】 宮益坂で用事を済ませた後、La Playaへ行こうと思ったが、生憎まだ開店前。そこで、六本木通りから明治通り並木橋へと降りて、恵比寿までてくてくと。 串亭に行こうかと思ったが、近くに焼鳥屋がオープンしていたことを思い出してそちらへ。活屋本店を手掛けるイーデザインが先日オープンさせたお店。この道20年の焼鳥職人が比内地鶏を焼き上げる。 カウンターが数席に小上がり席が3卓ほどのこじんまりとしたお店。まあ、座敷やテーブルが多いと焼きのタイミングや運ぶタイミングが難しくなるのでこの位がよいのかもしれない。 まずは、生ビールにアボガドとささみの山葵添え、もも肉のたたきを注文。アボガドささみには生山葵の輪切りが乗っている。摺下ろしていないので辛味はないがほのかな香りが心地良い。たたきには生ニンニクのスライスと焼いたニンニクチップが乗っている。これに玉葱やミョウガ、柚胡椒を合わせて食べるのだが、ニンニクと柚胡椒が意外に良い相性。 いずれも鶏は丁度よい塩梅のレア加減。 メインの串は、ねぎま、ささみ、手羽、はつ、砂肝、白レバー、ぼんじり、ネック、つくね、えんがわ、腸などを2回に分けて注文。残念ながらももの付け根、ソリレスは品切れだった。念のためメニュー外のものが置いていないか聞いてみたが、その日はないとのこと。流石にいっぺんに出てくることはないだろうと思ったが、一応1本ずつ出して貰えるようにお願いした。 他に客がいなかったこともあり、出てく…

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農家の台所(夜)@恵比寿

「農家の台所(のうかのだいどころ)」 【恵比寿/野菜料理】 前職時代の仲間8名と、ご存じ高橋がなり氏が3年ほど前から立ち上げた国立ファームの運営するお店へ。 入り口の暖簾をくぐると、まず冷蔵室ならぬ野菜売り場が顔を出す。次の扉をくぐると一見ダイニング風の店内が現れるが、よく見れば野菜生産者のポスター群が選挙戦顔負けとばかり壁に貼られていたり、人工光での野菜栽培エリアがあったりと、コンセプトを店全体で体現していることがわかる。 メニューを見るとコースの覧には不思議な比率が書いてある。これは野菜と肉と魚の割合を示したもので、野菜:肉:魚=10:0:0という極端なものまで存在する。 ドリンクを注文すると、サラダバーへと案内される。そこではグラスを受け取って、並べられた野菜を自分のセンスに従って自由に盛っていく。南瓜から茄子、玉葱、トウモロコシ、えのきと全て生で並んでいる。トマト嫌いの友人にここのトマトなら食べられると言わせるくらいの美味しさ。 コースの量が少ないような気もしたが、サラダを何度かお代わりしていたら、締めのご飯が食べられなくなってしまった。 国立ファームは農業の世界で生産から流通まで一貫して行い農業を商業化することを目的としているらしい。確かにニトリやユニクロなど生産から流通まで握っている企業は、今でも元気がよい。 以前、その道一筋70年以上の風鈴職人が、弟子に対して、作る技術以上に売る技術を伝えたいと話していた事を思い出した。 農業は土を相手にする仕事。土が良くな…

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