FIGLI di CENTO ANNI(夜)@渋谷

「FIGLI di CENTO ANNI(フィリ ディ チェント アンニ)」 【FIGLI di CENTO ANNI/バール】 前職の友人とTwitterでやりとりをしていたら、急きょ飲むことに。場所は向こうの職場の近くでチョイスを任せたところ、道玄坂上のあたりにあるバールになった。 こじんまりとした店だが、活気がありつつ、やかましくもない楽しげな雰囲気。渋谷は駅から遠ざかるほど店の雰囲気がよくなる。まあ、自分が歳をとった事の裏返しではあるけれど。 まずはビールを数杯。パテやトリッパの煮込み、パスタをつまみつつ、白ワインへ移行。パスタはメカジキとドライトマトのオリーブオイル。あまり期待していなかったのだけれど、食べてみると意外と美味しい。 その後はお店の人のお薦めでピクルスやアヒージョなどつまみながら、2本目のワインを注文。今度は赤を頼む。 お互いに仕事の話や会社の話などをしていると、だんだん愚痴っぽくなってくる。これも歳をとった証拠かもしれない。 相手が終電間近まで粘ってくれたおかげで、ワインも無事に2本空けることができ、小雨の中ほろ酔い加減でタクシーを捕まえて帰途についた。 ところで、このお店。何となく聞いた事のある名前だと思い、後で調べたところ桜丘のCENTO ANNIの姉妹店だったようだ。 →他のグルメブログを探す フィリ ディ チェント アンニ (イタリアン / 神泉駅、渋谷駅) 夜総合点★★★☆☆ 3.0

続きを読む

よろにく(夜)@南青山

「よろにく」 【南青山/焼肉】 忙しい仕事をこなすためにパワーを付けようと急きょ焼肉屋へ行こうと思い立つ。高樹町付近にある焼肉屋へ電話を入れると2時間なら席を確保できるという事なので急いで向かう。高級和牛専門の老舗。日本橋人形町〝日山〟の目利きが当店のために選びに選び抜き更には熟成を加えたA5ランクの最上級の和牛を使用。というふれ込みの焼肉屋。 入り口は非常に分かりにくく、店内は高級感のある佇まいで期待も高まる。 時間がないので、サラダにキムチ、ハツ、ハラミ、ミスジ、タン、それに本日の刺身を注文。 刺身が何かと尋ねるとミスジだとか。ねっとりとした舌触りで甘みもある。 まずは店員がハツとハラミ、タンを焼いてくれる。どれも美味しいがハツとミスジが特に際だっている。ミスジは片面8秒ずつで焼き上げてくださいと言われる。口に入れると溶けるというより崩れるような食感だ。 エイジング期間がどれくらいか聞いてみたところ、大体3日ほどだとか。かつては1ヶ月ほど寝かせていた時期もあったが、最近は繁盛しているのでそこまで寝かせている余裕がないのだとか。 続いてリブロースを注文がてら、他に食べておくべきものがないか聞いてみると、シルクロースがお勧めだというので併せて注文。サシの入った大きく薄いロースと一緒に、小さな毬状のご飯が出される。ロースにたっぷりとタレを付けてから、ご飯に巻いて食べるのだとか。これは出色の出来映えで、ついお代わりをしたくなってしまう。 リブロースは分厚く短冊状で出される。比較的…

続きを読む

特異点(夜)@渋谷

「特異点(とくいてん)」 【渋谷/バー】 取引先と渋谷で情報交換。渋谷近辺で面白そうなお店をチョイス。場所は東急プラザの裏手で少し分かりにくい所にある。雰囲気は下北あたりにありそうな隠れ家バーといった趣き。 入り口付近のソファー席でビールを片手にのんびりと寛ぎながら、先方を待つ。新規のお客さんが珍しいらしく、店員から「どこでこの場所を知ったのか」と尋ねられる。何でもオープンから4年ほど経つが、ぐるなびなどの媒体には一切乗せていないので常連客が殆どらしい。とはいっても4年の間にスペースを広げているそうなので、経営は上手くいっているのだろう。 メニューを開くとドリンクはよくあるものが並び、フードはそれ程種類はない。金曜の早い時間なのに品切れの品も多く、半分は趣味でやっているような店なのかもしれない。 ビールをジョッキで数杯呑んだ後は、先方に併せて日本酒の杯を重ね、いろいろと業界の話から下世話な話で盛り上がる。 途中、トルティーヤを頼んだところ店員が見慣れないソースを差し出す。何でもサドンデスソースというもので、タバスコの数倍の辛さなのだとか。海外ではこれよりも辛いソースがあるのだが、日本ではこれ以上辛いソースを輸入できないらしい。先方の一人が男前なところを見せてトライするもあえなく撃沈。確かに爪の先ほどの量でも、かなりの刺激がある。 大分飲んだところで店を出てから、アミューズメントへ移動。ここは酒好きな親しい人間には必ず紹介する行きつけの店。濃いめのドラフトを飲んでから、いつもの…

続きを読む

SWANK(夜)@山王

「SWANK(スワンク)」 【大森/バー】 夜の22:30頃、職場の喫煙所にて同僚と。色々な事があってお互い仕事が大変だという話から、飲みにいこうという話に。 明日の自分に仕事を任せ、さっさと会社をでる。時間も時間なので、軽く飲めるバーへ。場所柄テンダリーかスワンクしか選択肢がないので、駅に近いスワンクへ。 カウンターが10席程度にテーブルが1卓という小さなお店は、白髪を綺麗に整えた老マスターと若いバーテンが切り盛りしている。老マスターがカウンターに立つことは殆どなく、入り口近くの椅子に腰掛けて客の話し相手をしている。彼の存在がこの店独特の雰囲気を醸し出している。 このお店は比較的モルトが充実しており、カウンター後ろのボトルをじっと眺める。 スプリングバンク(SpringBank)が3つほど並んでいるがその隣にヘーゼルバーン(HAZELBURN)を発見。早速トワイスアップで注文し、チェイサーはビールにしてもらう。 2杯目はロングロウ(longlow)をストレートで。この独特な味わいを楽しむ。同僚はあまりモルトを飲まないのだが、ボウモアが好きだということなので、迷わずにカリラを勧める。 3杯目を何にしようかと悩む。流れから行けば当然、SpringBankなのだが平日に飲み過ぎるのも危険かと思い、ロッキンチェアを注文。ベースのウィスキーに何を選ぶかによって味が大きく変わるので、そのお店のセンスを試すのに丁度よいカクテルだ。このお店はカナディアンではなく、バーボンをチョイス。銘柄はEAR…

続きを読む

BELGIAN BEER Houblon(夜)@銀座

「Houblon(オブロン)」 【銀座/ベルギービール】 インズの和風ダイニングで飲んだ後に2軒目で訪れたお店。ベルギービール専門店。同じく銀座にあるベルギービール店のFavoriとはまた雰囲気が異なっている。 1Fは大きなカウンターの周りにテーブル席が配されて、まさにビアバー風だが、地下1Fは落ち着いた雰囲気のバーとなっている。 既に飲んでいるので、300種類以上あるというベルギービールの分厚いメニューを眺めながら濃いめのトラピストを選択。3人いたのでロシュフォールを3種類頼んでみる。それぞれ特徴が異なり、6番は最もバランスが良く、8番はやや甘みが立っている、10番は甘みが最も高く複雑な味わいとなっていた。 続いては、ドラフトからレフブラウン(Leffe Brown)をチョイス。 レフ修道院の起源は1152年と古く、もともと修道士や訪問者の為にビールを振舞っていました。しかしこの修道院は天災や戦争などの被害を何度も受けては建て直すという破壊と再建の繰り返しでした。その間も修道士たちによってビール醸造は続けられ、1952年現在の商業的な生産を初め、以後ラインナップを増やしていきます。1977年にアルルトワ醸造所が生産を引き継いでいます。アルトワ醸造所はその後吸収合併を繰り返し大企業インベブとなり、最近ではバドワイザーで有名なアンハイザー.ブッシュを買収し、世界No.1のビールメーカー、”アンハイザー.ブッシュ.インペブ”というモンスター企業へと成長してます。という長い歴史をもつビールだ…

続きを読む

狸穴坂 ほの香(夜)@東麻布

「狸穴坂 ほの香(まみあなざか ほのか)」 【東麻布/居酒屋】 最近、業務量が多いので週末は出来るだけ美味しいお酒を飲んでガソリン補給をしたいところ。ということで、ちょっと気になっていた麻布のお店へ。十番から東麻布の住宅街を歩くと、見逃してしまいそうな小さな灯りがみえる。これがお店の目印となっている。 コースよりもアラカルトメインというコンセプトが気に入った。まさに大人の居酒屋といった趣で、店内の壁はコンクリートの打ちっ放しで天井は配管が剥き出し、調度品はバリ製、中央にある一枚板の大きなカウンターは四国から取り寄せたのだとか。BGMにはAutumn Leavesなどスタンダードジャズが流れる。カウンターの後ろはバーのように厨房が隠れており、小さな花が活けられている。そのあたりが不思議な雰囲気を醸し出している理由かもしれない。危ういバランスの上でうまく調和されている。 狸穴坂にちなんで狸がキャラクターとなっており、店の入り口では可愛らしい狸の石像がお出迎え。皿の上にはナプキン代わりに狸の絵をあしらった手ぬぐいが置かれている。 お勧めメニューを見ると、刺身に焼き物、揚げ物、煮物が数多く並んでおり、どれを注文しようか迷ってしまう。 お通しは出汁に浸かった温かい豆腐。上に乗った生姜が胃を整えてくれる。うすはりに注がれたエビスの生を飲みながら、あいなめとすみいかの刺身、三つ葉のお浸し、トラフグの白子焼き、筍の焼き物を注文。併せて手取川のあらばしりも。刺身はなかなか新鮮で白子も鱈と違って濃厚な…

続きを読む

レストラン予約

参加ランキング