73(夜)@西麻布

「73(セブンスリー)」 【西麻布/バー】 麻布にある大人のための海の家というコンセプトのバーラウンジ。外苑西通りの一本裏手に位置する隠れ家店だ。あの霞町三〇一ノ一と同じビルに入っている。4Fは普通のバースペースだが、5Fは南国リゾート風の作りとなっており、かなりゆったりとしたスペース。もちろん予約したのは5Fの席。5Fは2席のみで隣ではリーマンが合コン中だ。 メンバーは前々職の尊敬する先輩OB諸氏。みな業界は異なるものの何かしらネットに絡む仕事をしており、一つ一つの話題についてそれぞれ異なる視点を持っているところがおもしろい。毎年年末には前々職OBの忘年会を開催しているのだけれど、昨年末はバタバタしており実施できず、この日は皆久しぶりの再会となった。 少し遅れての到着となったので、追いつくべくビールを数杯、サラダや生ハム、ポテトフライを食べながら流し込む。生ハムはなかなか良いものを出している。ポテトフライは芋がとても甘く濃厚だ。どこの芋を使っているのか聞いておけばよかった。 途中、ジントニックで一休み。このお店の売りの一つは柑橘を漬けたスピリッツだが、この日は柚子を漬けたジン。その他はフルーツを使ったフレッシュカクテルがオススメだと言われたが、あまり触手は伸びない。その代わりにおもしろい焼酎を出して欲しいと頼み、赤兎馬の赤ラベルを開けてもらった。 フードも意外と美味しく、色々とつまみを注文。最後の方はハンバーグにパスタ、ラーメン、カレーと小学生のような注文ラッシュ。しっかりと炭水化物…

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Sherry Club(夜)@銀座

「Sherry Club(シェリークラブ)」 【銀座/シェリーとスペイン料理】 世界を飲み干す会Vol.5。新メンバーも迎えつつ今回はシェリーがテーマなので銀座のシェリークラブへ。このブログを始めて6年目になるけれど、この店は半年ぶり3回目の訪問。1回目は07年、2回目は09年に訪問している。通常はブログのネタ集めの意味もあって、行きつけの店以外で同じ店へ再訪することは少ないのだけれど、ここは数少ない例外。何故だろうと理由を考えてみるがよく分からない。お酒が永遠のテーマなので、シェリーの種類が豊富という点は重要なファクターの一つではあるけれど、では酒の種類が多い店へ常に再訪しているかと尋ねられると、必ずしもYesという返事が出来るわけではない。もう一つ考えられるのは店員のレベルが高い点かもしれない。女性店員の所作がスマートで客との距離感が心地良く、何より商品を熟知しており与件に対する提案・納品のレベルが高い。おそらくシェリーの事が本当に好きなのだろうと想像できる。店が自分の扱っている商品について知っている事は当たり前のように思うけれど、意外と食材の産地やその特徴を聞くと答えられないスタッフがホールで接客している店も少なくない。 自分自身に照らしてみると、Webやネットを生業にしているので常にその知識やスキルを、会社の業務など関係なく向上させるよう努力しているつもりだけれど、飲食店では難しいのだろうか。 さて、今回は前回の訪問からそれ程時間が経っていないので、前回注文したカルテがまだ残…

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Hemel(夜)@渋谷

「Hemel(ヘイメル)」 【渋谷/ビアバー】 渋谷でベルギービール。最近知り合った制作会社の社長やガールズバーで働く娘などとの交流会。その娘はなんでもクオーターで英語とフランス語を話せるのだとか。自分自身も中高時代は第一外国がフランス語だったので色々と聞いてみたが、どうやら本当らしい。人は見かけによらないものだ。 さて、渋谷のベルギービール店は殆ど押さえているつもりだったけれど、ここは知らなかった。いつからあるお店だろう。雑居ビルの地下を降りると賑やかな店が顔を出す。 ドラフトは6種類程度。クリークとヒューガルデンホワイトのhalf&halfという珍しいものもある。1時間ほど遅れて行ったのだけれど、すでにソーセージは注文されている模様。そこでソーセージと同じくらいベルギービールに合うムール貝を。遅れを取り戻すべく食べるのはそっちのけでひたすら飲み続ける。面倒なのでメニューを見ることなく店員と相談しながら飲むものを決めていったけれど、種類はそれなりに揃っている様子。 フロアの女性店員がきちんと味の説明をできるのも好印象。このお店を出たのは23時頃。少し移動して、東急プラザの裏手にいるキャッチ風の人や集団でたむろっている客の多くが、連れ達の顔馴染みという不思議な体験。 その後色々な事があって太陽が顔を出す頃にタクシーで帰宅。 来週は世界を飲み干す会Vlo.5を開催の予定。ベルギービール、モルト、ラム、日本酒と来て、次の対戦相手はシェリーの予定だ。なかなか手強い相手なので体調を整…

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TORI+SALON(夜)@西麻布

「TORI+SALON(とりさろん)」 【西麻布/焼鳥】 4月最初の週末。中目へ花見に。大橋ジャンクションからスタートして目黒川沿いを歩く。なんだか例年以上の人出のような気がする。路添いの露天も年々パワーアップしているような。普通のショップがビールやら食べ物を売っているけれど、許可的なものだとか免許なんかは必要ないのか、と疑問に思う。 その後は渋谷へ移動して所用を済ませ夕食処へと向かうが、この辺りで少し気分が悪くなってくる。気のせいだと自分に言い聞かせて西麻布にある名古屋コーチン専門の焼鳥屋へ。 店に入ると壁一面にサインが書かれている。何でも有名人がよく訪れるのだとか。一つ扉をくぐると洒落た雰囲気のカウンターが現れる。一枚板のなかなか立派なカウンターだ。落ち着いたBGMと暗い店内はまるでバーにいるような錯覚を生む。隣に座っている女性客のアニメ声が少し気になる程度。 メニューを眺めていると、店員からコースを勧められるが、体調が悪いのと好きなものを食べたいという理由からアラカルトで注文。 お通しの鶏スープは甘めの出汁が胃を労ってくれる。お好みで赤い柚胡椒や自家製ラー油を入れて楽しめるようになっている。 鶏肉はせせり、ぼんじり、手羽、ハツ、ソリを注文。食欲がないので絞り込んだチョイスとなる。刺身がなかったのはちょっと残念。鶏肉はエイジングが短い、というか殆どないので刺身のうまさが、扱っている肉の善し悪しを見分ける良い基準となる。 肉以外では茗荷、ズッキーニ、しいたけを注文。茗荷を焼いて食…

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