BELGIAN BEER Houblon(夜)@銀座

「Houblon(オブロン)」 【銀座/ベルギービール】 有楽町で所用を済ませた後に銀座で軽く呑むことに。店を探すのも面倒だったので、以前訪れたベルギービールの店へ。前回は2軒目に訪れてあまり楽しめなかったので今回は存分に楽しもうと思い訪問。通されたのは2階の席。 まず1杯目はレフブラウンのドラフトを。2杯目はトラピストから選択。シメイは普通すぎるし、最近ロッシュホールもよく飲む。ウェストマールもこの前飲んだばかりなので、アヘルのブラウン(Achel Brown)を注文。コクがあり甘みもあるので好みの味わい。本当はオルバルのグリーンを飲んでみたかったのだが残念ながら品切れ。 3杯目はトラピスト以外でトラピストっぽい濃いめのものを注文。銘柄は店員に任せてみた。すると出てきたのはAbbaye。いわゆる修道院ビールだ。銘柄はシント ベルナルデュス プリオール8(St.Bernardus Prior 8 )。なかなかよいチョイスだ。見た目は頼りなさそうだがビールに関しては中々詳しく頼もしいスタッフだ。 最後は分厚いビールメニューをめくりながら中々決めることができない。そこで、最後の手段。最も高い値段のビールを頼んでみることにした。目に付いたのは4800円。グーデン・カロルス キュヴェ・ヴァンド・ケイゼル・レッド(Gouden Carolus Cuvee van de Keizer Rood)の2008だ。750mlなので量も多め。アルコール度数も10%と高め。口に含むとアルコールの刺激が感じられ…

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鉄板焼 楼漫亭(夜)@麻布十番

「楼漫亭(ろまんてい)」 【麻布十番/鉄板焼き】 十番で鉄板焼き。鳥居坂の焼肉屋花十番の2階にあるお店。店内は大正・昭和の雰囲気を感じさせるウッディーで重厚感のあるイメージ。今回は個室のため焼いているところは見ることができないが、その分落ち着いて食事ができる。 まずはサラダと伊勢エビ、鮑を注文。サラダは鰈と水だこのマリネ。鰈は北海道産の石鰈がサクラのチップでスモークされていて香ばしい。ローズアスパラという珍しい野菜を食べることができた。甘くて食感がサクサクしている。 生ビールは残念ながらアサヒのスーパードライ。ビールを飲みながら2杯目を考えるが、魚介から始まることを考慮して日本酒にしてみた。メニューに載っていないものを頼もうと思ったが4合瓶での提供となるので、出羽桜の桜花をグラスで注文。出羽桜は十数年飲んでいるが味の安定している蔵だ。しかもそれに留まらず新しい酒米を試したり熟成酒を出したりと新しいことにもチャレンジしている。 伊勢エビや鮑は水槽で生きているものをその場で調理するそうなので、カウンターに座った方が楽しめるかもしれない。伊勢エビには黄色い人参など不思議な野菜も盛り合わされている。続いての鮑は少し固い気もしたが、付け合わせの葱や岩塩と一緒に食べるとサラダのような味わい。ここで出される野菜はすべて契約農家から仕入れているのだとか。 続いては、出汁巻き玉子と北海道産の幻のラム肉、サーフォークラムのスペアリブを注文。焼酎と合わせてみる。日本の羊肉は9割以上が輸入ものらしいが、今…

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京レストラン Ubcra(夜)@恵比寿

「京レストラン Ubcra(うぶくら)」 【恵比寿/ダイニング】 恵比寿にあるダイニング。一見ふつうのダイニングなので普通ならあまり足を運ばないところだが、京都から野菜を取り寄せ、化学調味料を使わずに、数多くのアラカルトメニューを用意しているという点に惹かれて訪れてみた。 店は広いが大分席を詰め込んでいるので1階は特に若干窮屈な印象を受ける。ただ、その分厨房は広めに取られており、料理人が料理しやすい作りとなっている点は好印象。テナント料が高い店では厨房を狭くして客席を増やそうとするところもあるが、悪い環境で作られた料理が美味しいはずはない。 まずはギネスを一杯飲みながらメニューをめくり、注文内容を組み立てる。平目の作りに京野菜の炊き合わせ、鮪とアボガドの胡麻和え、鰆の幽庵焼きを。それに合わせて日本酒を頼もうとメニューを見るが知っている銘柄がない。仕方ないので純米吟醸で一番値段の高いものを注文。通常、酒屋では4合瓶5000円以上出せば外れの確率はぐっと少なくなる。とくに日本酒は品評会が減点方式であることも影響して、それ程クセの強いものが出てくることはない。原価率50%と考えて、1合2500円以上なら安心できる。もちろん保管状態が良いことが大前提だが。ワインと異なり湿度を気にする必要はないが、日の光と温度でビックリするくらい味は変わる。 続いて、鴨の治部煮、京角煮、湯葉の海鮮チーズ揚げと肉に揚げ物を注文し、焼酎に移行。焼酎もそれ程良い銘柄は置いていないが、ゆかりという銘柄の酸味はなかなか悪く…

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Public House Worm(夜)@西麻布

「Public House Worm(パブリックハウスワーム)」 【西麻布/バー】 西麻布にビアバーがあるというので訪れてみた。六本木通りを一本裏手に入ると住宅街となっているが、その中にぽつんと佇んでいる。特に大きな看板もないので、知っている人しか訪れないような店だ。 カウンターが10席強、4人掛けのテーブル席が3卓あり、店の奥にはスクリーンでサッカーが無音で放映されている。カウンターの後ろではビアバーにしては多くのボトルが並び、反対側には書籍や雑誌が並ぶ。もっとも、この暗さでは読めないだろうけど。 この暗さのため、写真を撮ろうとしてもうまく写らない。店員から明るくしましょうか?と助け船を出していただいたが、店の雰囲気を壊すのは申し訳ないので、そのままにしておいてもらった。 店員はドリンクとフードで1人ずつ。計2名で回しているようだが、いずれも若い。そのおかげで、立地の割に寛ぎやすい雰囲気が作られている。その反面、腕に不安を覚えたが結局は杞憂に終わった。 ドリンク担当の方はビールだけでなくラムやモルトに関しても深い知識に基づいた説明をしてくれるし、料理の方も満足いく味だった。 1杯目はもちろんビールということでメニューを眺める。ドラフトがバスとプレミアムモルツしかないのは残念だったが、ボトルが豊富。ベルギーやドイツだけでなく、南北アメリカや東南アジア、ヨーロッパ各地のボトルが置いてある。ロッシュホールやレフブラウンが好きだという話をして、珍しいものがないか尋ねるとメニューにないも…

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SAKURA CAFE@池袋

「SAKURA CAFE(サクラカフェ)」 【Cafe/池袋】 池袋で昼からビールを飲める場所を探していたら面白そうな場所がヒット。24時間営業のオープンテラス、外国人客が多く世界中のボトルビールを揃えているのだとか。サクラホテルというホテルの1Fにあるらしい。池袋といえば中学、高校時代、学校の帰りによく遊んだ場所だが今まで気付かなかった。もしかしたら当時はなかったのかも。そして奇しくもこの日は暁星時代の仲間と一緒。 店に到着すると確かに外国人が多い。みなホテルの滞在客だろうか。テラスに適当に陣取ってから、キャッシュオンデリバリーのためカウンターに向かう。すると脇にある業務用冷蔵庫の中に各国のビールが数多く鎮座している。どれも私を飲んでとばかりの視線を感じるが、まずは国産川越の銘地ビールCOEDOをいただく。わざわざ日本のビールなんて置かなくても良いのに、とも思ったがよく考えれば日本の美味しいビールを外国人に知ってもらう良い機会かもしれない。日本人が単身ベルギーで作っている欧和なんかを置いてみても面白いかもしれない。 ビールの豊富な種類に対して食べ物はそれほど多くを選べない。酒のアテに生ハムサラダと大山地鶏のレバーペーストを注文。続いての二杯目は珍しいものを飲もうと思い、その店唯一のロシアビールを手に取る。残り1本だったが、人気があって無くなっているのか、人気が無くてあまり仕入れていないのかは尋ねなかった。味はチェコのバドバーに似ている気がする。 そして3杯目は再び日本。岡山の独歩をいた…

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GABURI SHARE(夜)@六本木

「GABURI SHARE(ガブリシェア)」 【ダイニング/六本木】 司法試験時代の受験仲間と六本木へ。スペアリブとタパスが美味しいというお店。行きたいお店リストに入っていたので、あまり深く考えずに選択。店内には柱が無く、2面がガラスでオープンになっており解放感のあるお店。 早速ビールを飲みながらメニューを眺める。ドリンクがなかなか厳しく、スペアリブ&南欧田舎タパスというお店なのでワインはあるがそれ以外の選択肢が乏しい。シェリー2種類を飲んでからはビールをチェイサーにしてジャックダニエルをひたすら注文。 料理はチーズの盛り合わせに、オニオンリング、そしてメインのスペアリブ、生ハムを。スペアリブでは6種類のソースから好きなものを選択できる。 3時間近く飲んだところで、この後に何か美味しいものでも食べに行こうという店に失礼な話が出た。近場の店を見繕って幾つか電話を入れるも、どこも休みないしラストオーダー近く。仕方ないので、飲みをメインに路線変更ということでHELMSDALE(ヘルムズデール)に電話を入れてから西麻布へ移動する。 まずはギネスを1パイント飲みながら店員と相談。折角なので飲んだことのないものを飲みたいと思い、1杯目はSpringBankやLonglowが好きだという話をして幾つかボトルを出してもらうことに。そして出てきたのは、ADELPHI'S FASCADALE 10年とGlen Scotia。前者には蒸留所が書いていないが中身はTaliskerだとか。後者はSpring…

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ゆかし(夜)@西麻布

「ゆかし」 【和食/西麻布】 連日のワイン続きだったので、少し体の負担を和らげようと和食系のお店へ。場所は西麻布ルーマニア大使館の斜向かいに位置する。入り口は正当派の和食店だが、中に入るとカウンターの後ろにボックス席が配置されている。暖色系の灯りの中、JAZZが流れていて落ち着けそうな雰囲気だ。 最初はビールを飲みながらメニューを眺める。突き出しは南蛮漬けでちょっと意表を突かれるが、酸味が良く効いており食欲がそそられる。まずは刺身を天然鯛と平目、雲丹を盛り合わせにしてもらう。併せてささみと三つ葉の山葵和え、新筍、菜の花、こんにゃくのおかか合え、それに馬刺しも注文。刺身が来る前に日本酒も注文しておく。あまり惹かれる銘柄はなかったのがやや残念。 刺身にはポン酢と醤油が出されたが、お願いして酢味噌も出していただく。肉厚に切ってある平目は酢味噌で食べるのもお勧めなので是非とも試してほしい。 筍はこの季節だと静岡産だとか。今年も春が終わる前に中々美味しい筍にありつけた。筍というと合馬産や山城産が取り上げられることが多いが、他の産地でも美味しいものはある。 馬刺しは赤身で出されたが、できればたてがみと一緒に食べたいところ。最初は三元豚のレバ刺しを注文したのだが、生憎この日は入っていなかったので急きょ代わりに注文したメニューだ。1杯目の日本酒が馬刺しに合わなかったので、2杯目は馬刺しに合いそうな日本酒を店に選んでもらう。吟醸香があまり高くなく、酸味やアミノ酸が程よく効いたものが出された。 続い…

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GEE(夜)@渋谷

「GEE」 【渋谷/イタリアンダイニング】 この日は飲み友達と渋谷へ。こだわりのありそうな店を探すが、やはり渋谷は良さげなお店が少ない。代官山や松濤方面まで行けばよいのだろうけれど、駅から遠いのが難点だ。 結局予約を入れたのはありがちなダイニング。カフェっぽい雰囲気とメニューの豊富さで決めてみた。場所は道玄坂の上の方に位置するが、間口が狭いので普段はあまり気付かない。ただ店に入ると大きなスペースが広がっており、特に吹き抜けが解放感を演出している。建物の制限でこのような作りになったのだろうけれど、逆に独特の雰囲気を醸し出している。 相手が少し遅れるそうなので、まずはギネスを注文。最近シャムロックを目にすることが少なくなった気がする。前日はワインを飲んだので肝臓を回復させるためにチーズの盛り合わせを注文。 1杯目を飲み干す頃に相手が到着。2杯目もギネスで抑えめにしたが結局3杯目からはワインを注文。料理は肉や魚よりも野菜などを中心に頼んだので、全般的に軽めの赤を出してもらう。 金曜日の夜だったがGW中ということもあり客の入りはそれ程でもない。予約の際は満席になったら2時間で出るよう言われていたので次の店を心配したが、それも杞憂に終わった。 最後の方はさすがにワインに飽きてきたのでラフロイグを注文し、チェイサーに生ビールをもらう。何だかんだで翌朝10時頃の帰宅。 ワインはどれも普通、料理の外れも特に無く、これといって特徴のない店だが、その分シチュエーションを限定しないので使い勝手は意外とよ…

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MARUGO(夜)@新宿

「MARUGO(マルゴ)」 【新宿/ワインバー】 GWの初日は新宿のワインバー。○5でマルゴ。昔からたまに仕事でお世話になっているクリエイターと急きょ飲むことに。場所は末広亭のはす向かいにある。この他にも近くに数店の店舗を展開している模様。 店内は手狭でバルのような雰囲気だけれど、カウンターの後ろに広がるセラーが美味しいワインを飲ませてくれることを物語っている。全ての店舗のデザインはあのスーパーポテト出身の橋本夕紀夫氏が手掛けているのだとか。 1杯目はギネスを注文するが、グラスが普通のギネスグラスとは少し違う。よく見るとAndy Warholのデザインらしい。つまみ系のメニューを注文しつつ、2杯目からはワインをグラスで注文。種類が豊富なので逐一店員と話しながら決めていく。白ワインは酸味が強すぎず甘すぎず、赤は渋すぎず重すぎず、いずれも日本人らしく中庸が好みだ。店員が一生懸命説明してくれた内容はすっかり忘れてしまったが、赤に関してはおそらくオーガニック系が好みなのだと思う。 ワインは度数が低いのでついつい飲み過ぎてしまうのが問題。正確には問題は翌日の朝にやってくるのだが。 グラスを大分空けた後半は面倒なので同じものを続けて注文し始めるが、それならボトルの方が話が早いだろうということで、最後の最後にボトルを注文。店側もこのタイミングでボトルが入るとは思わなかっただろう。 どのワインも美味しく飲めたがきっと品揃えがよいのだと思う。あまり長居をするような雰囲気の店ではなかったが、結果的には大…

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