はかりめ(夜)@銀座
「はかりめ」
【銀座/居酒屋】
前職時代の上司と旬の穴子を食しに銀座まで。はかりめはもちろん穴子の別名。背中に白く連なる斑点を棒はかりに見立てて、はかりめと呼ばれる。このストレートな店名が期待を感じさせる。
小さな小料理屋を想像していたのだけれど、実際は飲み屋ビルに入っている比較的大きめな箱。もっともカウンター以外の席は全て個室になっているので、ある程度は落ち着けるようになっている。
まずは、穴子の全部盛り。刺身・湯〆・焼き霜・薄造り。穴子の刺身は久しぶりに食べたけれど、相変わらず淡泊な味わい。ポン酢で食べるのだけれど、酢味噌でもいいかもしれない。
湯〆と焼き霜は少し甘みが出ており、こちらは出汁醤油でいただく。
あなご白レバー串焼きはあいにく品切れで、その他に金目の刺身と穴子の白焼きを。
このラインナップを目にしたら日本酒に行かざるを得ないので、ビールを2杯飲んだ後は日本酒へ移行。
日本酒は錫の器に入ってくるので、これが夏らしく涼しげだ。
さらに煮穴子に天麩羅と穴子を堪能。産卵前にしては痩せている気もしたけれど、まあ日本酒のつまみと思えば特に問題なし。
さすがに「のれそれ」はメニューになかったけれど、もしそこまで揃えていたら立派だ。ちなみにのれそれは穴子の稚魚で鰻でいう所のアンギュラス。
最後はあなご石焼めしで締め。終電前に健全に帰宅。
土用の丑の日が近いものの鰻は高騰しているので、穴子で楽しんでもよいかもしれない。
はかりめ…