iBeer LE SUN PALM@渋谷
「iBeer LE SUN PALM( アイビアー ルサンパーム )」
【渋谷/ビール】
職場の仲間と渋谷で早い時間から飲める店を探して、ヒカリエのクラフトビアへ。
カフェのような雰囲気の店でまず1杯目はTOKYO BLUESのセッションエールタイプ。福生で1863年に創業した酒造会社が醸すビール。明治時代に一度ビール造りに挑戦し販売をしたものの撤退を余儀なくされ、時代を経ての挑戦。
TOKYO BLUESはこの街を奏でる音楽のようなビールというコンセプトで、酒類・食料品総合卸のコンタツ株式会社の呼びかけによって生まれた。TOKYO以外にもOSAKA BAY BLUES(兵庫の小西酒造)、KYOTO CLASSIC(京都の黄桜酒造)がある。
TOKYO BLUESのセッションエールタイプは麦汁の煮沸工程の最後ににホップを投入するレイトホッピングが特徴。ホップは煮沸することで苦みが生まれるので煮沸時間が短ければ苦みはそれほど生まれないことになる。利用しているのはアロマ系2種類。シトラとアマリロ。シトラは香りのもととなる香油の量が通常の3倍。アマリロはミルセンの含有量が多く非常に人気が高い。ミルセンは柑橘系の香りで、フムレンはハーブや花のような香りとなる。香りは煮沸時間が長いと消えていくのでレイトホッピングは苦みを犠牲にして香りを活かしたビールということになる。
モルトはイギリス産の高級エールモルト「マリスオッター」とカラメルモルトを利用。カラメルやローストモルトは甘味やロースト香が酵…