一平(夜)@日本橋

「一平(いっぺい)」 【日本橋/おでん】 暁星仲間との忘年会。20年ほど前には銀座4丁目のおでん屋一平へ毎シーズン通っていたが、十数年ほど前に残念ながら閉店。日本橋にも店舗があることは知りつつもなかなか訪れる機会がなかったが、奇遇にもメンバーの職場がこの付近となったので今回初の日本橋店へ。 ここのおでんは関西風の出汁を関東でも合うようにアレンジした鰹節と昆布の合わせ出汁が癖になる美味しさ。 神楽坂で日本料理の料亭「一平荘」をスタートし昭和45年10月におでん屋の形で銀座にOPENした創業86年の老舗。薄味の出汁にこだわり抜いた関西風おでんのパイオニアとして人気があり、現在日本橋に店を構え、内装も一新しリニューアル。店内は平成27年9月に新装オープンとのこと。 銀座店はビル一棟使っていたが日本橋店は地下1階のみ。店内は比較的広く、客層は場所柄か高めの年齢層。 まずはつまみに馬刺し。 馬刺しといえば焼酎。宵の灯をボトルで。長期貯蔵酒ならではの後味を感じられる。ガス灯をイメージしたあたたかいボトルデザイン。さつま白波で有名な薩摩酒造が静岡以北で限定販売しているもの。 メインのおでん。牛すじなどおでんの種によって小分けされて出てくる。 器は銀座店のものと同じ。 ローストビーフ 寒鰤の刺身には日本酒を併せる。 最後におでんをもう一皿追加してお開きに。出会ってから三十年来の仲間と久しぶりの一平を楽しむことができて満足。 そういえば銀座店ではいつ…

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さゝや(夜)@市ヶ谷

「さゝや(ささや)」 【市ヶ谷/居酒屋】 飲食店の不毛地帯、市ヶ谷にてチョイスしてもらった店。年末という事もあり20:30からしか予約が取れなかった。 2階に上がり10名という大所帯でテーブル席を占領させてもらう。 鉄板焼きなので本来ならカウンターの方が楽しめそうだけれど、さすがにこの人数でのカウンターは厳しい。 大人数という事もあってコースでの注文。2時間飲み放題付。 【 前 菜 】 鰤のカルパッチョ 春菊のジェノベーゼ 牡蠣のしぐれ煮 生海苔の出汁巻き 薩摩芋羊羹と大学芋 若鶏の和風テリーヌ チーズ味噌だれ 根菜と牛すじのトマト煮 極選馬刺しの盛合せ 赤身とタテガミを一緒に食べると『トロ』のような食感に 【温菜】 冬野菜とソーセージのスパイシーソテー 【生野菜】 京菜とレタスの柚子シーザーサラダ 【 鉄 板 】 名物!北海道産はこだて大沼牛の鉄板焼 【 〆 】 しじみ佃煮の鉄板焼き飯 結局飲み放題時間を延長して終了。料理のボリュームも多く市ヶ谷周辺で迷った時には重宝する一軒。 食べログ:ささや (居酒屋 / 市ケ谷駅、麹町駅、牛込神楽坂駅) 夜総合点★★★☆☆ 3.0

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味三昧(夜)@中村橋

「味三昧(あじざんまい)」 【中村橋/和食】 地元中村橋のナンバー1。京味で修業したご主人が腕を振るう隠れた名店。家の近くにこれだけのレベルのお店があるのは非常にありがたい。 夜の訪問は2度目。3年ほど間が空いてしまった。本日の目的はまる鍋。スッポン。元々は京都の料理らしい まずは生鯖刺し。 冬の味覚。せいこ。この食べ辛さがまた良い。ついついガニまで食べてしまいそうになる。 馬タン 大好物の河豚白子焼き。河豚の刺身はあまり食べないのだけれど、鍋の出汁と白子だけは別格。 そしてお目当てかつ数年ぶりに味わうスッポン鍋。見た目は美しくないが上品な出汁に美味しいスッポン。 中国では3,000年前から、日本では縄文時代から食されていたらしい。江戸時代にはスッポン料理店もあったが、成長に時間がかかるため明治時代になって養殖が始まったのだとか。2億年前から姿を変えず寿命は100年という、滋養強壮の源というのも納得がいく生命力。コラーゲンという怪しげな言説に乗らなくても、この歴史と美味しさだけで十分に食べる理由がある。 いつかは京都の老舗である大市にも伺ってみたい。 そして、冬の鍋といえばクエ、鮟鱇、スッポンが大好物。クエと鮟鱇もしばらく食べていないので、そろそろ行っておきたいところ。 食べログ:味三昧 中村橋本店 (懐石・会席料理 / 中村橋駅、富士見台駅) 夜総合点★★★☆☆ 3.5

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エソギエ(夜)@新宿三丁目

「エソギエ」 【新宿/ナイジェリア料理】 世界を飲み干す会の忘年会。雑多な新宿三丁目の中で非常に分かりにくい小さな雑居ビルの3階。開店時間での予約だったので訪問時には看板も出ておらず、少し迷いながらの到着。ドアを開けると、カウンターメインで奥にテーブルが3卓ほど。 ナイジェリア人のラッキーさんがオーナー兼バーテンダー兼シェフをやっているナイジェリアレストラン。日本語は普通に通じるのでコミュニケーションは問題なし。途中からは日本人スタッフの方も加わって2名体制で回している。 キッチンはラッキーさん一人で回しているので、料理が出てくるまでに少し時間を見ておいた方がよい。 ghongon(ゴォンゴォン) 牛の内臓を使ったナイジェリア版モツ煮込み。 akara(アカラ) 黒目豆を細かく砕いてコロッケ風に揚げたもの。中はフワフワでお豆がぎっしり。おでんの練り物をカラッと揚げたようなもの。 Chicken egusi stew and Ema(チキンエグシシチューとエマ) エマとは、ヤム芋をお餅のようにしたものでナイジェリアの主食。フィンガーボールも出され、手でエマをちぎってシチューとからめて食べるスタイル。意外と辛いのでビールによく合う。 エグシはウリ科の植物の種子。タンパク質を多く含んでいます。果肉は食べずに、種子だけ食べます。とのこと。 Tilapia Spinach Tomato Stew and Akaa(ティラピアとほうれん草のシチューとアカア)…

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鳥小屋本店(夜)@中目黒

「鳥小屋(とりごや)」 【中目黒/もつ鍋】 30年以上続く中目のもつ鍋有名店へ6年ぶりの訪問。中目へ降り立つのも久しぶりだが、ガード下が見事に整備されている。以前の雰囲気も好きだったので少し残念な気もする。 鳥小屋本店は1階から3階まである大箱仕様のお店。この日は5名だったので2階のボックス席へ。 馬刺しの盛り合わせ 明太出汁巻き卵 牛すじ煮込み その他串盛り等々つまみを一通りつまんでからメインのもつ鍋へ。 外観は以前と変わっておらず、キャベツとニラが堂々と居座っている。醤油ベースでニンニクと唐辛子を効かせたシンプルなスープなのになぜこんなに美味しいのかいつも不思議に思う。 〆はもちろんちゃんぽんで。 そこから近場で2軒目に移動。そしてさらに新宿で別の飲み会へと合流。 食べログ:鳥小屋 本店 (もつ鍋 / 中目黒駅、代官山駅、祐天寺駅) 夜総合点★★★☆☆ 3.0

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さば銀(夜)@八重洲

「さば銀」 【八重洲/居酒屋】 八重洲近辺で飲める店を探して見つけた場所。店名のとおりメニューは鯖料理が豊富。 SABARとは異なり日本の料理が中心。 まずは鯖づくし盛り。生鯖、〆鯖、炙り〆鯖、ゴマ鯖。鯖はすべて九州から空輸しているもの。 プラス鮮魚と別注文の馬刺しがなぜか同じ皿に盛られて意外な登場。 ゴマ鯖は種類としてのゴマ鯖ではなく料理の方のゴマ鯖。 福岡県博多地方の郷土料理の一つ。 サバの刺身を醤油、炒りゴマ、味醂を加えて和えたもの。おろしショウガ、ワサビ、もみ海苔等の薬味が追加される場合もある。 2品目の料理が何だったか全く思い出せない。鯖のなめろうのようにも見える。 鰻の肝焼き。日本酒に行きたくなってしまうが、夕方から喉の調子が悪く風邪の兆候があったのと週初めのため、基本的にビールで抑え目にしておく。 中盤からは会話が盛り上がってしまったため写真が取れず。 会話に夢中で写真が取れないのはあるあるネタなのだけれど、こればかりはどうしようもない。ミニ三脚でカメラをセットして10分ごとに自動でシャッターを切るくらいしか、もはや対処方法が思いつかない。 そして、気づいたらラストオーダーという事でメインの鯖サンドも注文することができなかった。 次回このメンバーで行くときは時間制限のない場所がよい、という事がわかった。 職場が大手町に変わったので、普段使いの店候補を大量に収集しておかなくては。 食べログ:さば銀 八重洲店 (…

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焼肉ほりたん(夜)@銀座

「焼肉ほりたん」 【銀座/焼肉】 休日に急きょ思い立って焼肉へ。まずエリアを銀座に定めてから店選び。当初はうしごろにしようと思ったけれどあいにく予約が取れず、次点のほりたんへ電話をして口開けから2時間ならという事で押さえることができた。 数寄屋橋の交差点という良い立地。昔はここに天壇があったような気がするのだけれど気のせいだろうか。 店に入ると通されたのは一番奥の個室。時間制限があるとはいえ良い席が取れた。 この店の売りは肉の切り方ということで、それぞれの部位のカット方法や隠し包丁の入れ方に拘っているとの事。 まずは珍しいサーロインの薄切り。特製割り下にくぐらせた大判薄切りサーロインをかるく炙ってすき焼き風に溶き卵で頂く。 近江牛 究極10種盛り。霜降りから赤身まで10種類の部位を楽しめる盛り合わせ。 特選厚切りタン。根元の霜降り部分。檸檬タレにて。 イチボ。赤身と脂のバランスが取れた霜降り。何も付けずにそのままで。 ランプ。モモ系のなかでも味が濃厚なお尻の部分。ポン酢にて。 サーロイン。先ほどの薄切りとはまた異なる味わい。ポン酢で。 ザブトン。肩ロースの霜降り。山葵で。 トモサンカク。シンタマという外モモの霜降り。山葵で。 特上フィレ。ポン酢にて。 ウチモモ。モモの内側で赤身の旨味を純粋に味わえる。甘口たれで。 巻ロース。肩に近い細かな霜降り。甘口たれで。 シキンボ。外モモの赤身部分。ウチモモと同様に赤身好きならお勧め。甘口たれで。 別途で…

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土火土火(夜)@八重洲

「土火土火(どかどか)」 【八重洲/韓国料理】 仕事で知り合った飲み仲間と、半分は仕事談義の目的で急きょ飲みに行くことに。 裏通りの分かりにくい店で入る前は少し心配になるが、中は比較的清潔感があり女性客の比率も高い。2階にも席がある模様なので大人数でも対応できるかもしれない。この日は火曜日という事もあってか店内は比較的空いていた。 料理は1品のポーションが意外と多いので、2人で訪問すると多くの種類を楽しめないので注意が必要。 韓国料理はよく分からないのでまずは適当に一品料理を注文。豚三枚バラをサンチュと味噌と併せて。 豆腐キムチ。こちらは想像よりも遥かに多い分量で最後の鍋まで行けるかどうか少し心配になる。 水餃子。韓国でメジャーなのかどうかはよく分からない。餃子一つ一つが大きいのでこちらもボリューム大。 海鮮チヂミ。チヂミの種類はにんにく、キムチ、イカニラ、海鮮、青唐辛子とあったので、お店のお勧めで海鮮を選択。 最後はお目当てのカムジャタン。ジャガイモの量が少し少な目だったけれど、満足なお味。 最後にこの鍋で雑炊を作ると美味しそうだったけれど、さすがに食べすぎたのとラストオーダーとなってしまったので、ここで切り上げ。 かなりの早い時間から閉店まで居座ってしまった。 座った席のポジションが悪かったのか、店のドアが開くと風がダイレクトに店内に流れ込むところがやや気になるものの味もボリュームも満足。 そして韓国料理はお酒が進むことを再…

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