黒猫夜 (夜)@銀座
「黒猫夜」
【銀座/中華】
暁星時代の仲間と銀座飲み。
少し変わったものをと思いこちらへ。
六本木店と赤坂店は伺っていたが銀座店は初めて。
他の2店舗に比べると店内の雰囲気は特に奇抜なところもなく普通の居酒屋風。
今回は前菜盛り合わせを敢えて外して一品ごとに注文する品を吟味する方針。
ドリンクは生ビールとともに北方派の黄酒から即墨老酒(ジーモウ)の10年を。
黍を焦がしてから発酵させた醸造酒。酸味はほとんどなく甘みとスモーキーなフレーバが特徴のかなり個性的なお酒。
事前に黄酒の基礎情報を入れておいたので、特に変わったものを最初に飲もうと考えていた。
黄酒はエリア別に特徴があるそうで、北方派、南方派、江南派の3つに分類されている。
江南派はいわゆる紹興酒のエリアとなっている。
お通しは上海ガニのピンチョス的なものにピーナッツ、豚軟骨の角煮。
まずは名物の百家風鴨舌炒め。
意外と上品な味付けとなっているが旨味が凝縮されているので酒のアテにぴったり。
黄酒をボトルで頼もうという事になり、江南派の東湖(ドンフー)十二年。
いわゆる紹興酒的なバランスの取れた味わい。
そして、鴨の脳味噌。
白子のようなまろやかな味わい。
つい日本酒が欲しくなる。
そして客家山羊 壺角煮腐乳ソース添え。
山羊はヒージャーは食べられるのだけれど、ナカミーやシェーブルが苦手なので少し怖かったものの美味しく頂けた。
腐乳ソースも特に問題なし。…