【渋谷/ベルギービール】
急きょ飲む事になり、以前、取引先の方に教えていただいたベルギービールのお店へ。
場所は渋谷警察署の近くにあり、土日はそれ程人の通りもない。近くにはあのBELOGOもある。ドアを開けると地下に下りる階段が続き、両脇には所狭しとビールのボトルが並べられている。40人弱ほど入る店内はまだ2、3組の客しかおらず、オーダーしてから料理が出てくる時間も早い。
まずはオススメドラフト6種類の中からマルール10。続いてシメイホワイトのドラフトを。どちらもタイプは違うもののコクが感じられて乾いた喉を潤してくれる。暑い夏は軽めのヴァイス系をたらふく飲みたいが、冬はどちらかというとしっかりとした味わいのものを落ち着いて飲みたくなる。
数年前はシメイのドラフトが置いてある店なんて殆どなかったけれど、最近はたまに見かけるようになってきた。
フードは、牛ホホ肉のシメイブルー煮、ベルギー特産・ビンチ種ポテトのフライ、シェパードパイなど。ビンチ種のポテトは日本のジャガイモに比べてねっとりと柔らかな口触り。甘みも抑えめでマヨネーズによく合うポテトフライだった。シェパードパイは見た目がラザニアの様相を呈しており、中にはマッシュポテトのようなものが詰まっている。パイ生地が見あたらないので不思議に思っていたら、メニューには「イギリス家庭料理・パイ生地を使わないミートパイ」との説明書きが添えられていた。パイ生地のない不思議なパイ。哲学的な食べ物だ。
続いて、ビールを何にしようか迷う。ドラフトメニューの残りはギネスとヴァイス系のみ。せっかくなので珍しいモノをと思い、分厚いボトルメニューを開く。トラピストものでふと目に付いたロッシュホール10を注文。サン・レミ修道院のビールで、グラスはまさに聖杯のような形をしている。
フードは合鴨のパストラミとベルギー特産・ビンチ種ポテトのロスティーを。あえてのビンチ種再注文。この頃になると流石に胃が苦しくなってきたので、ラフロイグやボウモアをショットで頼み、最後はベルギーチョコレートで締め。
昔からスコッチを飲むと何故か甘いものが食べたくなる。
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BisCafe (ビアバー / 渋谷駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.0
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