Beer Cuisine GOSHIKI(夜)@六本木

画像Beer Cuisine GOSHIKI(ビアキュイジーヌゴシキ)
【六本木/ビアバー】
残暑もまだまだ暑いので美味しいビールを飲みに六本木まで。最初はBELG AUBEにしようと思ったのだけれど、ふと気が変わり今年の5月にオープンしたばかりのお店へ。ここは川越のブルワリーが作り出すCoedoの全種類をドラフトで提供するお店。Coedoは日本の地ビールの中でも特に好きな銘柄。味はもちろんのことCoedoの営業マンが苦労して飲食店を回る様子をTVで見てから更に好きになった。ちなみにその番組では行きつけのお店であるAmusementも登場しており、不思議な親近感が沸いた記憶もある。
店は地下1階にあり、カウンターが12席程度、2席のテーブルが2卓、4席のテーブルが2卓というこぢんまりしたお店。カウンターの目の前はオープンキッチンとなっているので料理を目でも楽しむことができる。またビールの注ぎ方がちょっと変わっているので、これはぜひ体験してみて欲しいところ。

Coedeは全5種類を揃えており、瑠璃、伽羅、白、漆黒、紅赤がメニューに並ぶ。瑠璃は単一の麦のみで作ったスッキリとした味わい、伽羅は複数の麦をブレンド、白はヴァイスでいわゆる小麦のビール、漆黒は黒ビールで紅赤は甘藷で作られた甘いビールとなっている。さらにハーフ&ハーフや銘柄毎のシャンディガフなども飲むことができる。お通しにはビールの醸造に使う麦をローストしたものが出されるが、これが中々美味しく小麦の甘みが口の中に広がる。

料理の種類も豊富で、色々と目移りしてしまうが、まずは鴨の生ハムに今年はなかなか獲れないサンマのカルパッチョ、ロメインレタスとペコリーノロマーノのサラダ。ペコリーノロマーノが羊のチーズだと分かったのは注文の後。少し心配だったが玉葱を絡めた酸味のあるソースのおかげでそれ程匂いは気にならず。
そして、この店のカウンター奥には密かにラクレットオーブンが置かれており、メニューにもラクレットチーズの文字が。半円状のチーズをヒーターで溶かし色々な具材に掛けて胡椒を振っただけのシンプルな料理。チーズがそれ程くどくないので幾らでも食べられてしまいそう。
その後はビールに定番のムール貝の白ワイン蒸しやスペアリブにハチミツ入りの甘辛ソースを掛けたものなど。さすがにビールとこれだけの料理を食べるとお腹が膨れてくるので、途中でフランス産のウォッカをショットでもらう。これは甘みがあってとても上品な味わい。
最後は野菜たっぷりのジェノベーゼパスタで締めて大満足。

食事が終わった後、オーナーの古河さんと少し話ができたのだけれど、もともとは恵比寿でCabrioletというバーを経営しており、そこで扱い始めたCoedoというビールに惹かれてこの店を2店舗目としてオープンしたのだとか。土曜日の早い時間からすぐに席が埋まり予約も大分入っているようなので繁盛している様子。ここで食事をした後にタクシーでCabrioletに行くとタクシー代を出してくれるという素敵なサービスもある。
欧和といいCoedoといい日本人の造るビールもかなりレベルが高くなっているような気がする。

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五色ダイニングバー / 六本木駅六本木一丁目駅乃木坂駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0

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