【新宿/バー】
BAR BLANCのマスターが独立して新店舗をオープンとの連絡を頂いたので、早速伺うことに。
まずは路地で腹ごしらえ。ひさしぶりにちんたらりを飲んでみたけれど昔飲んだときのようなインパクトはない。1杯2,000円はコスパが悪いと感じる。
その後、区役所の前を通ってバッティングセンターの前にできたLARGOへ。カウンターの椅子が大きくて座りやすいのだけれど、高さが少々低くて不思議な感覚。
まずは、この日にLARGOのFaceBookページで紹介されていたMURRAY McDAVIDのSPRINGBANKを。
マーレイマクダヴィット社 スプリングバンク リフィルシェリーカスク 19年とのこと。
マーレイ・マクダヴィッド社は2000年に当時閉鎖に追い込まれてブルイックラディ蒸溜所が買収し、復活させたことでも有名なインディペンデントボトラー。
創設者のマーク・レイニヤー氏は3代続くワイン商でワイン業界と太いパイプを持ち、 また、ジム・マキュワン氏がプロダクションディレクターとして品質管理を行っています。
今回のスプリングバンクはシェリーカスクといってもリフィルカスク(バーボン樽やシェリー樽の再々使用樽のこと。樽の寿命は60~70年といわれ、その間数回スコッチの熟成に用いることができる。ファーストフィルとセカンドフィル、サードフィルとその度に呼び方を変えて区別している。リフィールカスクは一般的にはセカンドフィル以降の樽をいう。ただし蒸留所によってその定義はあいまい。)なのでそこまで強くシェリー感はありませんが、フィニッシュ後の余韻にほんのりと感じるかもしれません。
ベリー系の甘みと潮の香りが上手く融合しています。
2杯目からは前のお店のときと同様にアグリコール系のラムをお任せで。
最後はキューバのラム。ソレラシステムで最も古いのがキューバ革命時代のものが入っているという貴重な1本。
これはスニフターではなくブランデーグラスにて。
最後に最高の1杯で締められた。
ちなみに、飲んでいる途中でソーダの話になったのだけれど、ウィルキンソンはペットよりも瓶の方が炭酸が強いので瓶の方がお薦めらしい。また、ペリエは巨大なタンクで日本に運ばれ、日本で瓶詰めされているのだとか。
バーテンさんとの会話は最高のつまみになる。
バー ラルゴ (バー / 東新宿駅、西武新宿駅、新宿三丁目駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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