【恵比寿/羊】
職場近くで当日に急きょ予約。とれた時間まで間が空いたので、HUBでギネスを1パイント飲んでから移動。
アイスランド産のラムが名物のジンギスカン屋。狭い店のあちらこちらでジンギスカンのため、店内には煙が充満し途中から目の痛さと闘いながらの食事。
ラムのたたきにスペアリブ、ロースと煙とともにラムを満喫。
羊は昔から多くの宗教で許され世界中で食されており、最も古い歴史を持つ食肉。ただ日本では戦後からの歴史しかないので、日本独自のヒツジ料理はまだ目にしたことがない。
鴨と並んで羊は好きな肉の一つだけれど、羊について殆ど知らないことに気が付いたので少し調べてみた。
家畜化されて永い歴史を持つめん羊は、人々にとって衣食住に深く関わりを持ってきた動物で、目的に応じて様々に改良され、1,000種以上の品種が作り出されている。
用途によって大きく分類すると、毛用種(スパニッシュ・メリノ、ランブイエ・メリノ、オーストラリアン・メリノ)、肉用種(サウスダウン、サフォーク、チェビオット)、毛肉兼用種(コリデール)、毛皮種。
土地条件による分類だと、原産地の土地の高低によって、山岳種、丘陵種、低地種。
羊毛はその用途によって毛用と毛皮用に大別でき、さらに羊毛の長さによって長毛種と短毛種、太さによって細毛種、中毛種、粗毛種などの分類もできる。
http://jlta.lin.gr.jp/sheepandgoat/index.html
反芻動物が草からタンパク質を作れるのは、体内で微生物発酵が行われるため。
http://www.jmi.or.jp/common/download.php/%E9%A3%9F%E8%82%89%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%A6%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8BQ&A%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%A6%EF%BC%81%20%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%95%9C%E7%94%A3.pdf?id=ODM5
その起源は今から約8千年-1万年前の西アジア。
めん羊がきわめて早い時期に家畜化された理由は、人間が利用できない草類を効率よく動物性タンパク質に変換できる反すう動物であることや、比較的小型で群居生が強いため、管理しやすい動物だったことが理由らしい。
http://zookan.lin.gr.jp/kototen/menyou/index.htm
さらに利用用途が肉、毛皮、乳、脂肪など非常に有用で、環境適応力が高いことから世界中で広まったのだとか。
よく耳にするラム(幼畜)とマトン(成畜)。
オーストラリアでは、ラム(12か月未満)、ホゲット(12~24か月)、マトン(24か月~)の3種類に分類されている。
英国圏での見分け方は、下顎の永久歯の数。ラムは永久歯なし。ホゲットは永久歯2本。マトンは永久歯が8本生え揃った状態と言われている。
https://www.umai.co.jp/nikuya/niku/etc/qandalamb.html
幻のヒツジと呼ばれるのはフランス産のプレ・サレ。とのこと。
フランス・ブルターニュ地方とノルマンディー地方の境界付近、モン・サン・ミッシェル湾と西コタンタン半島沿いに点在する、浜辺の低湿地帯の呼び名です。年に数回の大潮で水没してしまいます。そのため、耐塩製の強い植物しか生えないそうです。その草を食べて育った仔羊は、潮の香りが独特の風味をもたらすそうで、同じプレ・サレの名前で呼ばれているのです。
https://www.umai.co.jp/nikuya/niku/pre-sale.html
ただし、口蹄疫発生後に輸入が禁止されてしまい、今は日本で口にすることができない。
えびすジンギスカン 海月 (ジンギスカン / 恵比寿駅、代官山駅、中目黒駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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