【沼津/ビアバー】
沼津にブルワリーレストランがオープンしたという情報を入手。花火大会が始まる前の隙間時間を見つけて訪問。
沼津とは思えない非常に雰囲気のよいお店。期待させるオーラが店の中に充満している。
ただ自社ビールは残念ながら来月からの提供。また、この店自慢のメニューニュージーランド産ラムチョップは提供に時間がかかるという事でこの日は断念。
若干、勇み足だったかと気落ちしかけたが、結果としては大満足となった。
1杯目はIPAとは真逆の方向性でという注文。
富士桜高原ビール ラオホボックを勧められる。
大麦と小麦でそれぞれカラメルとローストを使うなど、計7種のモルトを絶妙にブレンド。コーヒー豆のようなロースト香にヴァイツェンのクローブ香が重なる、立体的で複雑なアロマに仕上げました。また、酸味を抑える独自の製法によってキレと“甘芳ばしさ”を両立させ、ドリンカビリティを高めた点も大きな特徴です。
という紹介のビール。
ラオホというのはスモークビールの事で、麦芽をスモークするのが特徴。
甘味を放置せずにうまくまとめた味わいとなっている。
ビールのアテはとりあえずの前菜盛り合わせ。
そして真鯛とアボガドのブルスケッタ。真鯛というのが沼津らしくてよい。
Victory moonglow。これは面白い。いわゆる上立香からして独特な風味を感じる。
お店のスタッフに聞いたところ、ペンシルバニアのヴァイスビールだとか。
メニューの説明によると「酵母からくるエステルがバナナやアップルパイを思わせるアロマ」とある。
キリンのWebサイトによると麦汁の酸素や不飽和脂肪酸の濃度によってエステルの生成量が左右されるらしい。
ビールといえばホップとモルトが注目されるので今までビールの酵母に目を向けたことはなかった。
2杯しか飲んでいないが品揃えに面白さを感じて、最後に店員の方と色々を話をし後ろ髪をひかれながら店を後にする。
再訪するのは時間の問題と思われる。
港の方にもクラフトビールの店があるようなのでそちらも気になるところ。
食べログ:
リパブリュー (ビアバー / 沼津駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
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