【安房鴨川/鮨】
鴨川旅行の最終日。11時前にチェックアウトを済ませて駅で荷物を預ける。
行こうと思いつつ予約していなかった寿司屋、笹元へ開店直後に電話をかけてみると、13:30までで良ければ席が用意できるとのこと。
早速駅から5分ほどの道のりを歩いて訪問。
通されたのは2階の座敷席。
床の間には不思議な品が所狭しと飾られている。



まずは生ビールにお通しのもずく酢。しっかりとした太いもずくに酸味控えめで旨味のある酢。

つまみをお任せで。
〆鯖、カンパチ、ヒラメ、タコ、本鮪。
〆鯖の締め方が素晴らしい。単なる酢漬けにはなっていない。

せっかくなので日本酒も。
その日のおススメはホワイトボードに書き出されている。
地場の飛鶴という純米酒。どんな刺身にも合いやすい無難な味わい。

続いては焼き物。
何があるか尋ねたところコースに含まれているという一品を勧められた。
帆立の貝に盛られているのは烏賊。そこに自家製マヨネーズが和えられたグラタン風の面白い一品。
これが大当たりで、まるでアヒージョを食べているような感覚。

ここから併せたのは五人娘という無濾過原酒の純米。
上記のこってりとした焼き物や鮪との相性が非常に良い。

箸休めに和牛炙りの握り。

3杯目は半合から頼める木戸泉の幻の酒AFS。
聞いたことのない珍しい名前で幻と書いてあったので1合頼んでしまったが、これは貴醸酒のようで合わせるのが難しかった。
食後酒と割り切って頂いた。

締めに地魚の握りセット。
2皿に分かれており1皿目は鯵、平目、鮑、はた、鮪に雲丹。1品だけ雲丹、イクラ、中トロから選べる仕組み。

2皿目は、焼き寿司に巻物。
焼き寿司は金目と秋刀魚。火を入れた脂も味わい深い。
巻物は芽ネギ巻、しゃくしなトロ巻き、穴子とエビのサラダ巻き。
しゃくしなというのは漬物らしい。

やはり地方の港近くにある寿司屋は値段もお手軽で美味しいものが頂ける。
洗練され尽くした江戸前とは趣が異なるが、それでもこちらのお店は色々と工夫されており、それを地場の日本酒に併せて頂く楽しさがある。
唯一シマアジを頂けなかったのが残念。
板場から遠い2階の座敷席で、お店と密なコミュニケーションを取りながら注文できなかったため仕方なし。
いずれにせよ旅先最後の食事は大満足。
朝食から3時間後にも拘わらずついつい食べ過ぎてしまった。
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鮨 笹元 (寿司 / 安房鴨川駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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