【新橋/ラム酒】
美ら海の後に2軒目を探して新橋を彷徨ってみる。
最悪、呼び込みの店に行けばよいだろうと思いつつ面白そうなお店を探索。
すると、ドードーの絵が看板に飾られている店を発見。
モーリシャス原産の丸々とした胴体とふわふわの羽を持った飛べない鳥。
人間に見つかって数十年で絶滅した可愛そうな鳥。
気になったものの店は地下にあるので様子は分からない。
少し覗いてみようと降りてみる。
店内はアンリゾート風のダイニングバー。
意外と広く雰囲気の良い造りで運良く空いている席もあった。
早速メニューを開くと意外とモルトが豊富で特にアイラの品揃えに惹かれoctomore 13.1を注文。
しかけたところで、ラムの種類が豊富なことに気付く。
モルトは急きょ取り消してラムを注文。
アグリコール系で樽熟成ものの面白いラムが飲みたいとお願いしてみる。
参考までに味の好みとしてモルトならアイラ系、日本酒なら雄町が好きだと伝えておく。
出てきたのはこちら。
Mocambo 20 Years Art Edition SINGLE BARREL RUM
ラムにしては珍しいメキシコ産。ヨーロピアンホワイトオーク樽を使用して20年熟成。
シングルバレルでボトルにはバレルナンバーとボトリングナンバーが書かれている。
ボトルデザインも非常の面白い一品。
ダークラムらしく香りからフィニッシュまで非常に複雑で味わい深い。
ラムのお供にはチョコレート。
とはいえラム自体が甘いのでカカオ90%をチョイス。
大人向けのビターな味わい。
続いてもラムを注文。
次はメニューから自分で選んでみることに。
まずはエリア。フランスマルティニーク島を選び、そこからおススメを出してもらう。
出されたのはClément Rhum Ambré
オーク樽12ヶ月熟成。
比較的軽めだけれど粗さは全くなく上品な味わい。
そして後味で非常に複雑な香りが醸し出される面白い1杯。
最後がこちら。
KRAKEN BLACK SPICED RUM
トリニダード・トバゴ産のラムに11種以上の秘密のスパイスをブレンドしたスムーズな味わいのブラック・スパイスド・ラム。
白いでこぼこした陶器のボトルが非常に特徴的。
なんの模様かと思ったらクラーケンの触手がまとわりついているのだった。
ボトルが印象的過ぎて味の記憶が飛んでしまった。
飛び込みで入った割には非常に楽しいお店だった。
ドードーのように短命で終わらないことを祈る。
Hideout Bar Ombak (バー / 新橋駅、内幸町駅、汐留駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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