【秩父/温泉】
西武鉄道の特急LaVIewに乗って初の秩父上陸。
どこかで桜でもと思っていたが雨の上に極寒となったため駅から直結の祭りの湯へ直行。
手前が土産屋で奥がフードコート、その中間に何やら良い感じの角打ち的なスペースを発見。
クラフトビールは12種類。4種のみ比べがあったのでまずは面白そうなものと甘めのロースト系をチョイス。


紅熊X
極々少量のホップに、単一で赤色が出せるドイツ産レッドXモルト一種類のみ使用。
そこに大量のミズナラチップを麦汁の糖化工程と煮沸工程で投入して、木の香りと風味を付けています。
ビールにホップが使用される以前、昔々に造られていた、各種ハーブ・スパイスを使い風味と苦み付けをしていた「グルートエール」が元ネタです。
8月14日のこぉらしょっ
ポーター。
香ばしいロースト麦芽と米糠・酒粕が織りなす芳醇なコク、豊かな甘みが心を躍らせるビールです。
黒熊のスタウト
濃厚な黒ビール。たっぷり使用したカラメルモルト、ローストモルトの豊かな風味とオーツ麦による滑らかな舌触りが楽しめます。そこにローストされたカカオハスク(カカオ豆の外皮)の香ばしさとラクトース(乳糖)の甘味が加わり、ビール単体でもしっかりと楽しんで頂けます。
秩父麦酒の定番商品で、スタイルはウィートセゾン。
定番スタイルを決めるときに、小麦を使用したビールを造ろうと思っていました。
代表的なスタイルには、ヴァイツェンがありましたが、1種類の酵母で様々なスタイルを造ってみたい。
それに適した酵母を探したら、ベルギーのセゾン酵母にたどり着きました。
熊は天然色
ハイビスカスの鮮烈な色合いが映える液色に、ミントが香るサワー。その鮮やかな赤色にふさわしく、乳酸菌とハイビスカスの爽やかな酸味に程よくミントが効いた、ちょっとエキゾチックでリフレッシングな仕上がりです。
こちらはちょっと失敗。
ランビックのような少し強めの酸味があってあまり得意な種類ではなかった。
続いてはIPA系を中心にチョイス

波乗りくまIPA
苦みよりも香りを重視する秩父麦酒の造り方でアメリカ西海岸のIPAを表現。濁りのあるIPAとは違う、クリアな苦みがありながらも、華やかな香りがあり、すっきりとしたキレを楽しめる飲み口爽快なIPAです。
12月3日のホーリャイ
華やかな傘鉾・屋台、軽快な屋台囃子、そして冬の秩父を熱くさせる「ホーリャイ」の掛け声――そんな秩父夜祭の高揚感をイメージしたペールエール。程よい苦味の中で広がる米糠の甘みとホップのフルーティーな香りに、胸が高鳴るビールです。
2月3日のごもっともさま
裃を着た年男が「福は内、鬼は外、福は内」と唱えたのち、後方に控えた介添えの方々が「ごもっともさま~」と大きな掛け声をあげ、ごもっともさま(檜のすりこぎ棒型の象徴的なもの)を前方に突き出し、福桝の豆をまれます。この三峯神社の節分祭を、数種のホップの豊かな苦みと芳香な果実味で表現しました。
シロクマHazyIPA
ウォリアー、シトラ、ギャラクシー、モザイク、シムコー(ルプリンペレット)という、大量に使用したホップと乳糖のジューシー感があり、フルーティーなアロマと柔らかい口当たりが特徴の癒し系IPAです。
12種類の内8種類まで制覇。
もう一度4種のみ比べを頼めば全種類という所だったがさすがに飽きてきたのでモルトへ移行。
スモーキーな厚岸をストレートで

そして秩父という事で当然イチローズモルトも

つまみにはチーズや味噌豚焼き

名物のわらじかつ丼は小サイズで

しゃくし菜漬け

正式名称は「雪白体菜(せっぱくたいさい)」という野菜で、「飯じゃくし(しゃもじ)」に似ていることから秩父地方では「しゃくし菜」と呼ばれているとのこと
ここまでで大分出来上がってしまったので温泉に向かう
比較的すいていたのでのんびりとアルコールを抜いてから帰路へ
西武秩父駅前温泉 祭の湯 (その他 / 西武秩父駅、御花畑駅、秩父駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
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